自宅の本を電子化して自宅から本棚がなくなる日
最初に
こんなに本があったとしても本を電子化してしまえば
こんなに小さな箱に入ってしまいます。部屋が片付くのはもちろん、本を探す手間もなく、劣化することもありません。今まで8畳あった部屋も本棚で占められ6畳になっていたとすればスペースも節約できます。また本体が壊れたら読み出せないと不安になる方もおられると思いますが、これはNAS(ネットワーク対応HDD)といい単体で動き、またRAIDタイプの為、非常に壊れにくくなっています。
※RAIDとは 簡単に書くとハードディスクが2個入っていて、片方が壊れたとしても、もう片方が同じデータを持っている為にデータが読み出せなくなることはありません。
電子化(自炊)の方法
自炊ともいわれる書籍の電子化の方法ですが、大雑把に言うと
①本をバラバラにする。
②バラバラにした本をスキャンする
③スキャンしたデータを確認して圧縮して
保存用のHDD(NAS)に保存する
④読書用の端末に転送する。
という流れになります。
電子化(自炊)に必要なもの
必要なものとしては裁断機、スキャナ、パソコンとなります。
本をスキャンするためにはバラバラにする必要がありますが、背表紙のノリ部分を切り落としてバラバラにする為を裁断機といいます。昔は1種類しかありませんでしたが、今はピンからキリまでさまざまです。精度と品質にこだわるならPKシリーズがオススメです。
次に必要なものはスキャナです。今、家でスキャナを使っているという方もおられるかもしれませんが、たくさんの枚数を一度に読み込めるスキャナでないと電子化を継続するのは厳しいと思います。基本は富士通のドキュメントスキャナーをおススメします。
後はパソコンが必要ですが、ソフトに関しては上記のスキャナにはソフトがついていますので特に購入の必要はありませんし、フリーソフトで十分となります。ここまでで準備はよろしいでしょうか?ここまできたら後は必要なのは折れない心です。ただ最初に一冊電子化を完了してしまえばその出来栄えでテンションは上がると思います。すこしづつ本が消えて本棚が必要なくなっていくたびにどんどんやる気が出てくると思います。
コメント