最初に
母が亡くなりました。早すぎる癌の進行の為に心の準備も葬儀の下調べも出来ませんでいた。急遽葬儀の喪主となった為に分からないことだらけで母に心配をかけずに見送ることが出来たのだろうかと後悔もしました。今後喪主になられる方の為に自分のメモの為に書き残すことにしました。今、整理して考えると時間もお金も半分とはいいませんが7割は節約をできたように思います。それよりも後味の悪い思いをしなくてすみます。
母が亡くなる。
①葬儀社に連絡して遺体を引き取りに来ていただく。
↓
②【葬儀社第一段階】
葬儀会社に行き、今後の葬儀の日程と内容を決める。誰が喪主をするかで役割が変わってきます。(その際に、懇意にしているお寺があれば、そこに読経をお願いします。)住職の都合によっては葬儀が1日延びることもあります。私は、友引、仏滅で以外で延びるというのは頭にもありませんでした。
↓
③【連絡関係】
家族葬、一般葬がありますが、今回は家族葬で行いました。まずは会社に連絡をいれて忌引きの連絡をする。その場合に喪主、日程、会場を伝えることで会社からの弔電や生花などを送る社風がある会社は総務の業務がスムーズに進行します。親戚関係に連絡をする。親戚が多い場合は、親戚の中で付き合いが広い方にお願いできると時間も短縮できます。なにしろやることが多いので分担できることは分担するほうがいいです。
↓
④【葬儀社第二段階】
家族と葬儀社の方で葬儀の内容を決めておおまかな見積もりを出します。ただ正直ざっとしたものでこの時点でも55万ぐらいだったとしても最終的に90万円ぐらいになります。そこまで豪華にするつもりがなくても、後から後から葬儀社の方がこれもあった方が、これもないといけないなどどんどん上乗せされます。考える時間もなくその都度「お願いします」というしかなく結果的にかなりの出費をしいられます。最終的にお寺へのお布施を含めて120万ぐらいになりました。
【例】
基本費用が30万円のプランだったとしても打ち合わせの時に
事前に聞いたのが
【火葬費】 8,000円
【祭壇にはお花が必要】 85,000円
【遺体を綺麗にしたほうが 納棺士】 85,000円
【お通夜の後の食事と茶菓子】 30,000円
【立飯 葬儀前の食事】 1,000円×人数分
【精進落としの食事】 7,000円×人数分
あまりに直前に聞いて納得がいかなかったのが
納棺士が遺体を綺麗にした後で、遺体の保存用の油 +15,000円 さらに全部が終わった後で1枚の紙が渡され、遺体の状態にもよるので 遺体が傷んでも納棺士の責任じゃないよということが書かれた責任逃れの 紙切れ一枚。遺体の状態が悪くなっても追加料金だよということです。 こんなことは最初の納棺士を依頼するときに見せるべきものじゃないで しょうか?(怒)
通夜が夕方からでしたが、昼過ぎに来てお棺の中に入れる花がないと寂しいですよ 祭壇に飾る花を切ると寂しいので別で生花が必要です!というので嫁のお父さんの名前で 生花をして
+30,000円かかりました。後になって勤め先の会社から生花が届いていましたよ。 ただ花屋には連絡済なのでキャンセルできません。ちなみにこちらが生花を悩んでいる時に花は届いていましたが葬儀社は黙っていました。
遺体を安置している部屋に泊まりこみ蝋燭や線香の火を絶やさないようにすることが必要で、その部屋代は無料ということでしたが、後になって光熱費が1日 26,000円 4日間なので110,000円
故人を送るためなので費用等については必要なものですが、こんな詐欺みたいなことをされて逆に故人を悲しませないかと思うと涙もこみ上げてきました。
これ以外にはお寺にお願いをしてお経を上げてもらわないといけません。ただ相場が非常に難しいと思いましたが、年配の方がおられれば檀家の間に出回っているお布施の金額の紙があるのでそれに従えば大丈夫です。うちの場合は 読経のお布施が100,000円、食事をされないということだったので食事代10.000円 新規の檀家加入が100,000円でした。戒名に関しては特に上の位にしなかったので追加のお布施はありません。戒名に関してはいろいろと住職が書かれるものがある為にお寺への連絡の際にはどうするかを決めておく必要があります。
葬儀社にも寄りますが進行に関しては、グダグダ感が一杯でした。
通夜の進行はどうなるのかを聞くと、こちらでは行わないのでそちらでやってください。 結果→司会があり喪主の挨拶がある。告別式についての進行を聞くとお坊さんの指示に従ってください。 結果→司会があり出棺の挨拶、精進落としの挨拶がある。
火葬場に行く時にバスを依頼しなければ自家用車ということでしたが、直前で喪主と家族は霊柩車ということで残された家族・親族が火葬場に行く車の割り振りで右往左往します。お骨の収骨は家族と母の兄弟だけでとお願いをしていたが、お骨を拾う場所まで勝手に親族を誘導されて御箸まで渡して進行する。係りの人に際とお願いをしてその場は収まりましたが、後から来た別の係員がさらに勝手にお箸を渡してお骨の収骨を勝手にさせ始める。 親族にも趣旨は説明していましたが係員にいわれれば「そうなのか」「段取りが変わったのかな」と思い係員の誘導に従ってしまう。気を使って席を外していた本家だけがお骨を見ることも出来なかった。
「最悪でした。」
今回は岡山S市にある葬儀社ですが、すべてが終わった後で社名を出しても良いんじゃないかと思うぐらい腹が立っています。
ただ今回のことで思ったのが
終活がいかに大事か? せめて信頼のおける葬儀社は探しておくべきだった。
なかなか葬儀に関して勉強することは難しいですが、せめて信頼をおいて任せられるところだけは・・・
これが一番です。
また喪主の方はいろいろと段取りはあると思いますが、お願いできるところはお願いして時間を空けて自由な時間を作ること。どんなイレギュラーがあるかわかりません。家族葬のはずが勝手におしゃべりな親戚が周りに話して、「来ればいいがぁ」と無責任な発言をして突然、近所の方がこられて記帳で混乱したり自分の付き合いのあることろに勝手に仏壇を発注したりと非常識な親戚がいる可能性もあります。ちなみに当然お金は払ってくれません。
本当にイレギュラーはどこにでも潜んでいます。
またいろいろと挨拶の場面もありますので
●通夜の挨拶
●出棺の挨拶
●精進落としの挨拶
ぐらいは考えておいてください。
私も葬儀は終わりましたが、今後もお坊さんや仏具店に相談をしながら進めて行き、なにかあればメモ書きとして書いていきたいと思います。もしも岡山県総社市でお葬式を上げようと思う方は全国チェーン、もしくは岡山県内全域に支所があるような大手の葬儀社を使うことをおススメします。
コメント