バイク泥棒を自力逮捕への道のり
自宅の自転車置き場からAPE50が消えてから呆然としていましたが、盗難防止に取り付けていた小型スマートフォンから追跡できることに気づきました。
ここからはバイク泥棒をやみくもに探すのではなく、確実に追跡が可能です。あとはどうやってバイク泥棒を捕まえるかどうかが問題です。
バイクの窃盗犯追跡開始
どうやらバイク泥棒は家から10㎞ほど離れた場所にある山を走行しているようです。すぐに警察に一報いれようかと思いましたが、先ほどの警官の対応を思い出してバイクのある場所とバイク泥棒の犯人を特定してから他の警察署に連絡を入れることにしました。場所を表示するためのノートパソコン、車体番号を確認する為の書類、犯人や証拠を撮影する為のデジカメを持って出発しました。デジカメは暗闇でバイク泥棒の犯人や犯行を撮影する必要がでてくるかもしれないので、あえてスマホのカメラではなくフラッシュが使えるデジカメにしました。途中で何度かマップで確認しましたがどうやら山道を上がったり下がったりしているのは間違いないので遊びで乗り回しているようです。時間は深夜2時、友達を応援に呼ぼうと思いましたが、連絡をするにはあまりに非常識な時間だったのと体中に怒りに燃えて、どんな奴が相手でもバイク泥棒をボコボコにできると心が怒りに燃えていたのでそのまま現場に直行しました。
それから間もなく現場についたのですが、中学生か高校生のようなヤンキーが3人程度いました。こいつらがバイク泥棒なのか?
しばらく様子を見ていましたが、盗んだエイプ50を順番に乗り山道を1周づつ交代しているようです。とりあえず茶髪のガキ一人(ガキA)がエイプ50に乗り山道を下り始めました。すぐにどうこうするつもりはなかったのですが、ゆっくりと後を追っていくことにしました。バイクはは50キロぐらいで走行していたと思いますが、後ろから来る私の車に気づきこっちの進路を妨害するようにローリングを始めました。まぁバイクを盗んで興奮して気が大きくなり
自分のバイクじゃないからなにをしても大丈夫
とでも思っていたのかもしれません。大きくローリングをするエイプを後ろから眺めながらデジカメで窃盗犯を写そうとした時に突然Ape50がこけました。とりあえず目の前でこけてたのでバイク泥棒確保のチャンスという思いで車を降りてガキAのところに駆け寄りましたが、ひざと手を激しく擦りむき血まみれでした。ただ大怪我をしていたり命の危険はなさそうな感じでした。ノーヘルだったことを考えると運は良かったのでしょう。
こけて倒れたApe50を起こして、壊れているところはないか確認しながら。自分のバイクだということを確認しました。ナンバーこそ外されていましたがタンクの傷など見覚えがありこのバイクは明らかに自分の盗まれたバイクだと確信できました。
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