ハードディスクが壊れた時の為にバックアップをとりましょう。
なんて言われることがありますが
正直なにそれ?
ってここ数年思ってしまいます。ハードディスクは消耗品だし、普段から大量のデータを使用する人や保持している人なんてのは、そんな時間があれば仕事やデータ収集の時間にあててしまうと思います。それでもハードディスクが壊れた時には
「バックアップを取っておけば・・・」
なんて思ってしまうわけです。私もPC人生20年の中でハードディスクが壊れて涙したことは多々ありました。しかしここ10年ほどはRAIDNASというものを使用している為にそういった思いをすることがなくなりました。
※分かりやすくするために下の説明はかなり簡単にしています。
RAIDNASとは簡単に言えば
●ネットワークにつながるハードディスク。通称NAS
●RAIDとはハードディスクを2基以上積んで運用する方式です。
※この場合では一つのハードディスクケースの中に二つのハードディスクを搭載し、常に同じデータを保持するので片方が壊れても、もう片方が全く同じデータを保持している為に壊れたほうを交換すれば何もなかったかのようになります。これをミラーリングというRAIDの方式になります。
この二つが合わさったものです。常にデータをRAIDNASに保存するようにすれば、どのPCからでもアクセスできて便利になりますし、もしもハードディスクが壊れたとしても片方だけが壊れているうちに交換すればデータを失うことがなくなります。実際には違いますが壊れないハードディスクだと思ってもいいぐらいです。
なにか高そうなイメージもありますが実際には値段もそんなにしませんので、普段からPCを多用される方や写真や動画などのデータを大量に保持していてなくなっては困る!って方には ぜひ試してほしい商品になります。私は死ぬまで愛用すること間違いなしです。
詳しい方ならケースとハードディスクを別々に買って大容量かつ高機能なものを作るという方法もあります。最近ではiphoneやandroidのようにストアからアプリをダウンロードして機能を追加できるようなものもあります。
QNAPという大手老舗の商品でハードディスクが2つはいるタイプの比較的安い商品です。 いわゆる2ベイタイプ
こちらは同じくQNAPの商品ですが4ベイで拡張性も高く性能自体も上がっています。
上記のものはケースだけなのでハードディスクを購入する必要もありますが、自由度も高くある程度知識がある方なら、コチラのほうがおススメです。PCを買い替えたとしてもこれは買い替える必要もないので投資してもいいと思います。
あまり詳しくない方は一般的なBUFFALOやアイ・オー・データというメーカーの商品もあり簡単に導入できます。こちらはハードディスクが搭載されていてこの値段です。
上記2つに関してはRAID1というもので設定されているようですので導入時にはRAID0(ミラーリング)という方式に変更してやる必要があります。GUIなので簡単に設定できます。RAID0にした場合は上記の容量の約半分になる為に容量がほしいという方はQNAPで組んだほうがいいと思います。
私の場合はQNAPのTS431で4Tハードディスク×4で運用しています。約10万円近い出費でしたが満足しています。現時点ではファイルサーバーとしてだけの運用ですが、外出先からもデータを引っ張れたりもするので仕事にも有益になっています。
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