GeminiPDAだけを本気で使ってみた!
「変態特殊すぎる端末、GeminiPDA」
なんて書くと一部の方に怒られそうですがキーボード付き端末はPDA時代ならいざ知らずAndroidスマートフォンの流行する今では特殊だと思います。
●打鍵感を重視した大きめのキー
●電話なのに裏面ディスプレイがないので開かないと、誰から電話か分からない。
●SIMの交換も専用工具が必要。
●クラウドファンディングということで短期間のロットでも不具合や改善がある。
細かい点ですが集めていくと、今となっては特殊な端末だと分かってきます。最近のその他の変態スマホ特殊な端末ですが
●JellyPro(世界最小クラス4Gスマホ)
●Mz-01K(2画面スマホ)
なんてのが思い浮かびます。もしかするとですが、今GeminiPDAを持っている方、これらの端末も持っていませんか?(笑)
今回、そんな特殊すぎるGeminiPDAだけもって秋葉原2泊3日旅に来ています。 この端末しかないということで、なにかをしようとすると試行錯誤としっかりと使わないと分からない細かいことが多々ありました。
※使用シチュエーションの撮影の為にmz-01kだけカメラとして持ってきました。
シーン①移動中の使用
電車の場合、朝の通勤ラッシュの立っている状態、夕方の空いているときの座席での利用を試みました。正直大きさもありすこし厳しいです。ただ座っている時は左手で本体を支えて右手で打鍵。膝の上に置かなくてもタイピングも可能です。ただ歩きながら使用するという点では非常に厳しいです。歩きスマホがやりにくいので画期的な発明かも(笑)この端末を使ってみてどれだけ歩きスマホや移動中のスマホをしていたかを再認識しました。
シーン②通話について
意外と音量も大きく通話にも問題ありません。ただ対応周波数が少ないせいかアンテナマークが少ないのが気になりますね。また大事なことですが、外向きにディスプレイがないので誰からかかってきたか分かりません。スマートウォッチとの連携が必須ですね。
シーン③カフェなど
※画像追加予定
さすがに机の上のタイピングだと打ち込みがはかどります。マウスも利用できるので更に効率が上がります。Windowsのリモート操作も余裕ですね
シーン④SNS アプリの利用
座った状態で打ち込むという時点では最強ですが、カメラが自画撮り側にしかないので写真の投稿などは厳しいです。機動性、俊敏性が必要な場面だと厳しいかな。
どうしても不便なところ
●外側を撮影するためのカメラがないのでSNSメインでは厳しい
●大きく、グラムシェル型の為に電話を受けるときが不便
結論と解決策
①カメラの件はJellyProのような超小型端末を同時に持ち歩き、そちら側で撮影してGoogleDriveやOneDriveで共有する。純正のオプションカメラの出っ張りと値段はちょっと…
②電話やLINEなどの通知はスマートウォッチを持ち歩き、そちらで着信や各種の通知を受け取る。
最後の手段として、サブ携帯にしてしまってメイン携帯はミニスマホ〜コンパクトスマホクラスをメイン端末として持ち歩く。
次機種で改善を求めるとしたら
●出っ張りのない外向きのカメラ追加、もしくはカメラを回転型にして共用
●ディスプレイを裏側に向けてタブレットモードにできる。
●裏面に通知の為に小さなモノクロ液晶でいいので追加
●対応周波数の追加
●Type-C端子が左右にあるので充電のように頻繁に使わない側はゴムカバー追加
●SIMのカバーを普通のものか工具無しでの脱着できるように
GPDpocketのようにすぐに次機種が出るとして、これが改善されていればすぐに買います!といってもキーボード付きの端末を使いたくてzaurus C1000やIS01を復活させようと思ってたぐらいなので、現時点でもテキストマシンとしては超快適なのは間違いないです。
※追記 あくまでも個人的な所見です。人によっては単なるキーボードに欠陥Androidをひっつけただけという酷評もあるのも確かです。自分の用途に合うかどうかの参考にしていただければ幸いです。
↑GeminiPDAにはガラス保護シートは発売されていません。おそらくキーボードに干渉して割れるいうことが起きるためだと思います。しかしこのシートはPETフィルムでありながら硬度9Hという逸品なので安心して使えます。
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