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インターネット回線悪質勧誘に注意!本当に悪質!

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インターネット回線悪質勧誘に注意!本当に悪質!

この記事は最近またインターネットの悪質勧誘、詐欺勧誘がまた出てきましたので注意喚起の為に過去記事をリライトした記事です。

これは知り合いの方がインターネット回線の悪質勧誘に引っかかりかけた実際の例です。

悪質勧誘の手口

 

 

 

悪質勧誘員
「こんにちは、NTTさんのほうから依頼を受けて子の地区を回らせていただいてるんですが、今、インターネットの料金がプロバイダ料金がいらなくなってお安くなってるんですが案内を見られました?」

 

 

 

 

 

友人
「見た覚えはないですねー」

 

 

 

悪質勧誘員
「そうですか、すいませんこのお宅だけ案内が漏れてしまったそうです。申し訳ないです。 つきましては回線の切り替え作業をさせていただきたいんです。」

 

 

 

友人
「わかりました。じゃあお願いします。」

 

 

 

 

 

 

 

悪質勧誘員
「ありがとうございます。世帯主の方でよろしかったですか?」

 

 

 

 

 

友人
「はいそうです。」

 

 

 

悪質勧誘員、電話をどこかへかける。そして
「すいません、時期がずれてるんでWEBから手続きをしないといけないようで、この場で設定をさせていただきたいんですがよろしいですか?」

 

 

 

 

 

友人
「どうぞ」

 

 

 

 

悪質勧誘員
「それでは作業をさせていただきますので、NTTの申し込み書類を渡してください。」

 

 

 

 

 

友人
「書類一式ですか?全部?」

 

 

 

 

悪質勧誘員
「そうです。皆さんにはそうしていただいて私が変更するのでお手間はとらせません。」

 

 

 

 

 

友人
「ちょっとそれは… 個人情報も多いので」

 

 

 

悪質勧誘員
「そうですかぁ。私のことを信用してもらえないんですね。悲しいなぁ。私はそんなに信用ががない人間のように見えるんですね」※残念そうなな悲しい顔で言う。

 

 

 

 

 

 

友人
「分かりました。じゃあお願いします。」

 

 

悪質勧誘員
「ありがとうございます。じゃあ作業に入らせていただきますね」

自宅は入り、友人AのPCにて作業を始める。そして自分のスマートフォンにも出てきた情報を入力する。

悪質勧誘員
「これからいう情報を教えてください。」

その聞いてきた情報は「氏名、年令、住所、メールアドレス、電話番号」だったそうです。

 

 

 

 

 

友人
「これでどれくらい安くなるんですか?」

 

 

 

 

悪質勧誘員
「契約によるので正確な金額は今はこちらでは分からないですねぇ」

 

 

 

 

友人
「これで二年縛りになったりとか、違約金がかかるとかはないですよね。三か月後には新居に引っ越す予定なんですが?」

 

 

 

悪質勧誘員
お金がかかったり、違約金とかそういったものは一切かかりませんよ、あっ今設定が終わったので、あなたのスマートフォンに届いた番号を教えてください。手続きを進めますので」

 

 

以下 届いたメールの文面です。

==========================================

件名 NTT西日本より転用承諾番号発行お申し込み受付完了のお知らせ

— NTT西日本 <tenyou@west-frc.com> wrote:
このたびは、NTT西日本フレッツ公式サイトをご利用いただき誠にありがとうございます。
以下の内容で、転用承諾番号を発行いたしました。

お申し込み日 : 2018年●月●日

契約者名(カナ) : ●●●● ●●● 様

転用承諾番号 : ●●●-●●●●-●●
※転用承諾番号は、転用先事業者窓口でのお手続きの際に必要となりますので、大切に保管してください。

転用承諾番号有効期限 : 2018年●月●日

転用のお手続きにあたっては、以下のURLに記載の、
「フレッツ光のご契約者さまに確認または同意いただく必要がある事項」を今一度ご確認ください。
http://flets-w.com/collabo/

本メールについて、お心当たりがない場合は、0120-553-104にご連絡ください。
受付時間:午前9時~午後5時  土日祝日も受付いたします。
(年末年始12/29~1/3を除きます)
※NTT西日本のシステムメンテナンスにより受付時間等が変更になる場合があります。

※本メールは送信専用メールアドレスから自動配信されています。
このままご返信頂いてもお答え出来ませんのでご了承ください。

[メール番号:●●●●●●●]
[メールID:●●●●●●●]

 

このメールのある転用番号を教えてくださいと言っているわけです。

 

 

 

 

 

友人
「念の為に名刺をいただいていですか?」

 

 

 

 

悪質勧誘員
「ちょっと私が山口から来ているので名刺を今持っていないんですよね。」

 

 

 

友人
「NTTの方なんですよね?」

 

 

 

悪質勧誘員
「ええ、NTTからの依頼できています。

 

 

 

 

 

 

友人
「ちょっと主人に念の為に相談するので一度と帰っていただいていいですか」

 

 

 

 

悪質勧誘員
「ここまで作業をして止めると困るんですが、私を信用してもらえないんですか?

 

 

 

 

友人
「名刺がないと主人にも怒られそうなので」

 

 

 

 

 

悪質勧誘員
「どうしても駄目ですか?もう当分これそうにないのでお手数をおかけして面倒くさいことになりますよ

 

 

 

 

 

友人
「大丈夫です、必要があれば詳しい方に来てもらうんで」

 

 

 

 

 

悪質勧誘員
「詳しい人って誰ですか?ちょっと今更困るんですけど

 

 

 


「大丈夫です。必要があればまたNTTに連絡しますので」

 

 

 

 

 

 

悪質勧誘員
「分かりました。何かありましたらこの番号までかけてください。

 

メモを残していった番号は携帯電話です。そしてこの携帯電話番号はデタラメでした。

 

結論を言うとこの悪質勧誘員はNTTの人間ではありません。

●プロバイダを変更させることで利益を得る会社でNTTとは全く関係のない会社です。NTTの依頼なんてのは嘘っぱちです。

●料金が安くなるとありますが、家主がどんな契約をしているかも聞いていないのでどれだけ安くなるのか、本当に安くなるのなんか分かりません。安くなるかもしれないだけです。

●今回はOCN+NTTの組み合わせを他の会社+NTTに変更するつもりだったようですが、他のケースではKDDIになることもあるようです。他の会社ということですが、わかりやすく携帯電話に例えるとDocomoからSoftbankやAuに代えさせてキャッシュバックのようなものやバックマージンをもらうことが目的です。なので変更された会社の側には非はありません。非はないことになります。ただ代理店の審査や現状を把握をしていないという視点であれば大きな社会問題になれば非を問われると思います。

 

この手のケースは多くあり、私も遭遇しました。実はいくつか通話や対応を録音したデータが手元にあります。時期が来たら社名などを編集して一部は公開するかも…

●悪質勧誘員が来た時点の音声録音

●悪質勧誘員を論破して悪質勧誘会社に電話した時の先方の電話対応録音

●変更される大手プロバイダ会社の対応

●消費者センターやNTTに連絡した時の電話対応

●警察に録音テープを提出したうえで、被害届の提出や消費者センターに連絡すること前提で相手の会社に伝えた時に対応の音声録音

※ここに関しては面白い話で、該当の営業マンは退社したのでおりません。なのでその方のことは分かりませんと言われました。退職ではなく退社という言葉がひっかかり「退社ですか?退職してそこに籍がなく勤務していないという意味ですか?というとしばらく無言。虚偽の身分で自宅に上がり込んでいるので警察に相談して「被害届を出しに行く予定なので退職していないのに退職して在籍がないという虚偽を言われると会社ぐるみと判断されませんか?」というと退社なので会社にはおりませんと返答を繰り返すばかり。まあ当然会社ぐるみの営業方法ということがここでも垣間見えました。

今回、その友人のケースですがNTTから届いたメールに記載されている電話番号に連絡をして転用しないこと、また転用番号を取り消してほしいという旨を伝えましたが

●転用番号は取り消しができない。もしも悪用された場合は消費者センターか警察へ連絡してください。※番号自体は見られていないので、もしもこの件で転用をされた場合は悪質勧誘員が知った情報をもって他人が操作して番号発行したということなので不正アクセス禁止法に該当するんじゃないかと思います。

●身分を偽って自宅に上がり込んだ点ですが、NTTの依頼ということでNTTと名乗っていない、名刺を出していない、今回は実質的な被害が出ていないということで家宅侵入罪などの適用は難しいのかなと思います。誰か詳しい人がいれば教えてください。

これで友人の件はカタはついていますが、おそらくはもっと高齢の方の場合は何も疑問も抱かずに変更して、なにがどうなったかもわからないままでトラブルになる例が少ないのでこういった悪質勧誘が横行しているんじゃないかと思います。悪質勧誘というよりは騙り商法のような気がしますが…横行するということはおいしい商売なんでしょうねぇ

 

ただ悪質勧誘で変更される変更先の大手プロバイダは、

自社のシェアが上がるから、全然OK、OK

という対応をされているところもあるかもしれませんが、この問題が大きくなれば代理店としての認定方法や報酬の支払い制度などが、やり玉にあがり大きく企業イメージを落とすかもしれませんよ。

 

※補足

騙り商法かたりしょうほう)とは、販売員が職業を騙ったり、職業を暗示させるような言動や服装を用いて、商品を販売したり役務提供契約を締結することをいう。商法というより詐欺または悪徳商法である。かたり詐欺(騙り詐欺)ともいう。

 

 

 

 

 

 

総務省からのお知らせ 
光コラボレーションモデル不適切な電話勧誘にご注意ください!
注意喚起の文書 http://www.soumu.go.jp/main_content/000388714.pdf

↑これはぜひ一度目を通してみてください。総務省としてはちゃんと把握されて分かりやすく注意喚起をされていますがいかんせん、広まっていないのでこの問題は続くと思います。この文書は本当に読みやすくわかりやすくできています。

 

移行先のプロバイダーにクレーム電話をしてみた。

移行先のプロバイダーにクレーム電話を入れてみました。事情を説明して悪質業者の名前も伝えたんですが

プロバイダ側の言い分「一部の代理店でそういった行為があることは知っているが、あくまでも代理店の問題なので当社としては何もできない」

私「こういった悪質な勧誘は詐欺と言ってもいいんじゃないですか?代理店名も分かっているので、そちらから抗議や注意はできないんですか?」

プロバイダ側「あくまでも代理店の問題なのでこちらからはどうしようもない」

私「ではそちらから回線契約した場合の成功報酬や勧誘報酬は出されていないんですか?」

プロバイダ側「そういったことにはお答えできないようになっています。」

 

という返答でした。少なくともこのプロバイダー側では問題を認識していても自社の利益につながるので黙認というスタンスのようです。この記事を見た方は警戒して実家にも注意喚起をしてあげてください。

 

 

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