最近、人気の海洋散骨に興味を持ってみた。
数年前に父と母を亡くしてから最近考えることがあります。
父と母には私という息子と妹という娘がいたが、私が死んだら誰が葬式をしたりその後のことをするんだろうか？
私に関しては結婚していますが子供はいません、妹は結婚すらしていません。もしも私が嫁よりも先に死んだ場合は妹に喪主や葬式関係をお願いすることになりますが、それ以降のお墓などに関しては難しいものがあります。昔であれば子孫がお墓を守り続けていくという考えがありましたが、最近では生涯未婚率も非常に高くなっています。
最近の新しい考え方ではお墓に入らず、海へ散骨することで自然に還る「海洋散骨」という方法がだんだんと広まってきました。この方法はお墓に納骨しないので墓を守っていく必要もなく生涯独身化や少子高齢化の影響もありだんだんと認知度と人気が高くなってきています。
海洋散骨とはどういうものなのか？
海洋散骨とは一定のルールに基づいて個人の遺灰や遺骨を海に流して供養するというものです。遺灰や遺骨を海に還す為にお墓が残らないので子孫への負担を減らしたり、また故人が自然に還るといういう弔い方法になります。ただやはり勝手に海に散骨していいというものではなくルールがあること、遺骨の粉末化や沖に出て散骨ということを考えると船を借りる必要などもあるので一般的には信用と実績のある業者にお願いすることになります。
海洋散骨を希望する人
墓じまいとしての方法
子供がおらずお墓を守る人がいない、子供が県外に出ていてお墓参りになかなか行けないという理由でお墓参りが途絶えてしまうことがあります。お墓が長いこと手入れも墓参りもされずに朽ちていくのはとても悲しいことです。こういった場合、現在のお墓を撤去して遺骨を移転したり永代供養墓地に変更することを指します。この墓じまいの方法としても海洋散骨は注目を集めています。
まとめ
「あなたへ」「マディソン郡の橋」「世界の中心で、愛をさけぶ」といったメジャーな映画でも散骨シーンがあります。生涯独身予定の方、子供がいてもお墓などで子供に負担をかけたくないという人も増えてきているので海洋散骨への興味や人気が出てきたのも分かるような気がします。
私も海洋散骨に関して調べてみました思ったよりも金額は断然安かったです。
海洋散骨した有名人としては 日本人だけでも
石原裕次郎さん
横山やすしさん
梨元勝さん
いずみたくさん
hide 松本秀人さん
荒井注さん
勝 新太郎さん
といった方々がおられます。この故人たちは生前に海洋散骨を遺言に残していて希望をしたそうです。
昔と比べて生活様式も考え方も変わってきた今だからこそ、海洋散骨の人気が出てきたのも分かるような気がします。あなたも終活を考えてお墓に悩んでいるのなら海洋散骨も視野に入れてみてはいかがでしょうか？
今後の為に、事前にお葬式の無料資料を取りよせ検討しておいて。葬儀後に海洋散骨というパターンが一番スムーズだと思います。
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