スマートフォンにガラスフィルムは必要なのか?私はガラスフィルムをやめることにしました。
最初に
昔からスマートフォンなどには液晶保護シートを貼るのが私の主義でした。ガラスの保護フィルムが出回り始めてからはガラスフィルムに切り替えていたんですが、ガラスフィルムには大きな欠点がありました。
ガラスフィルムの利点と欠点
ガラスフィルムの利点は表面に傷がつきにくいこと、そして液晶割れを防いでくれるということです。(液晶割れ保護は気休め程度かもしれませんが)
ガラスフィルムの欠点は割れることこれが最大の欠点になります。逆にPETフィルムの利点は割れないこと、欠点は傷つくこととなります。
ガラスフィルムが割れる理由
ガラスフィルムは薄く作られている為に傷には強くても下記の理由で簡単に割れてしまいます。
ガラスフィルムが割れる三つの理由
●液晶がラウンドエッジ加工されている場合、ガラスフィルムが曲面にあっていない。
●液晶とガラスフィルムの間にホコリや繊維などの微細なゴミが入っている。
●ガラスフィルムの端に衝撃を受けたり硬いものがあたった。
この条件がひとつでもあればかなり割れやすいので注意が必要です。
私がPETフィルムに戻した理由
去年からRakutenMiniを愛用しているんですが…
去年買った2枚と今年購入した2枚で合計4枚がもう割れてしまいました。いくらガラスフィルムが安くなったとしてもさすがにこれだけ割れてくると費用も馬鹿になりません。2年ほど前に、M Z-01Kでもガラスフィルムが割れまくるのでハルトコーティングをかけてPETフィルムを貼っています。PETフィルムでも商品によっては自己修復機能や硬度が9Hあることもありほとんど傷もついていません。M Z-01Kに関しては液晶が両面なのでどうしても割れやすいのは理解しているんですが、RakutenMiniに関しても画面の縁が丸くなっているので、それが原因だと思われます。個人的にはガラスフィルムの方がタッチ感も好みではあるんですが、定期的に割れてしまうのであれば使えません。
ただ手帳型のケースを使う場合にはガラスフィルム割れの危険性はかなり下がるので、そういった端末はガラスフィルムのまま使おうと思っています。ただそれでもRakutenMiniにように液晶がラウンドエッジ加工されている場合は曲線に合わせてぴったりとガラスフィルムを貼らないと割れやすいのも事実です。もしも一度でも割れたら次回からPETフィルムにしたほうがいいです。下の図のようにぴったりと曲面に沿うように貼り付けをできればいいんですが、やはりズレが出てしまうのは避けられません。
PETフィルムを使う場合
今私が使っているM Z-01Kと同じように液体ガラスコーティングをしてその上にPETフィルムを貼る方法をおススメします。ただDocomoショップに持って行ってハルトコーティングをかけると3000円ぐらいかかるので自分で液体ガラスコーティングをかけるという方法もあります。液体なので機種ごとではなくどんな形にも対応するのも利点です。なぜPETフィルムだけだと駄目なのかというとPETフィルムでは曲線を実現できないので端の部分は保護できません。それも為に液晶割れ防止強化と画面縁の保護に液体ガラスコーティングとなります。
容量は多くないのでスマートフォンだと2台分、タブレットだと1台分です。そのかわり値段はそこまで高くないので使いやすいです。注意点として徐々に硬化するので9Hの硬度になるには3日ほどかかるようなのでPETフィルムを貼るならその後にする必要があります。
ガラスフィルムが安く出回るようになりPETフィルムの保護シートの種類が減ってきました。値段が下がるのは嬉しいことなんですがガラスフィルムは割れやすいのでPETフィルムよりも儲かるからじゃないかと思ってしまいます。事実、PETフィルムの数が減ってガラスフィルムの種類が増えて値段が大幅に下がっています。
スマートフォンにガラスフィルムをやめた理由のまとめ
ガラスフィルムが出始めた当初はスマートフォンの液晶にラウンドエッジ加工をされていないこと、またガラスフィルムの価格も高価で発売される機種も限られていたので精度も非常に高かったと思われます。ただ最近のほとんどの機種がラウンドエッジ加工をされていたり低価格な粗悪品が出回っていることで価格競争に巻き込まれたメーカーからでるほとんどの製品が妥協した製品が多い気がします。
Galaxy Fold
ガラスフィルムが良いものなのは分かっていますが、デバイスの進化や技術の進化によって最善の方法とは言えなくなってきています。実際に折りたたみスマートフォンのGalaxyFoldの場合はガラスフィルムだけでなくPETフィルムであったとしても貼り付けることができない形状になっています。おそらくですが液体タイプのガラスフィルムであっても画面を折りたたんだ際に割れてしまい使い物になりません。もしかすると一度はガラスフィルムが当たり前になった現状でもPETフィルムに覇権が戻る可能性もあります。もしもガラスフィルムが定期的に割れて困っている人がいればPETフィルムに戻してみることをおススメします。
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