LG V60ThinQをデュアルスクリーンなしでしばらく使ってみた。薄くて軽くて快適でした。
最初に
LG V60ThinQといえば2画面スマートフォンということが有名ですが、実はこのLGのVシリーズは2つめのディスプレイは取り外して運用することが可能です。せっかくデュアルスクリーンなのに外して意味があるのか?という当たり前の批判もあると思いますが、ほとんどの方がデュアルスクリーンをつけて使っていると思うのであえて外してみて使った感想を書いていきます。
デュアルスクリーンありとなしの重量と厚み
デュアルスクリーン装着時のサイズ 177mm×87mm×15mm
デュアルスクリーン装着時の重量353g
デュアルスクリーン非装着時のサイズ 170mm×78mm×9.2mm
デュアルスクリーン非装着時の重量218g
こうして比べてみると厚みは2/3程度で重量も2/3程度になることが分かります。実際にデュアルケーズを外して手に持ってみるとまるで別物のような印象を受けます。
デュアルスクリーンの恩恵とデメリット
デュアルスクリーン装着時の恩恵
2画面使用可能
シングル画面の時の恩恵
薄くて軽い
バッテリーも長持ち
SCREEN+が使用可能
ここで補足になりますが、デュアルスクリーンを装着している時は専用のマグネット端子経由かワイヤレス充電だけになります。またこのマグネット端子は充電と通信にしか対応しておらず映像の出力ができません。その為、デュアルスクリーンを外して接続しないとSCREEN+やNreal Airを使うことはできません。
デュアルスクリーンなしのLG V60ThinQには価値がないのか?
実はそんなことはありません。もともとLG V60ThinQはハイエンド端末です。
CPUにはSnapdragon 865を搭載しておりRAMも8GB搭載しています。そしてオサイフケータイ機能や5G通信にも対応しており正に全部入りのハイエンド端末です。デュアルスクリーンが目立ちすぎるのでそこ意外を知らない人も多いですが高性能な端末です。
3万円以下で販売されていることもあるみたいで圧倒的に性能もコストパフォーマンスもよい端末です。
しかしLG V60 ThinQの値下げラッシュががかなり凄かったので今はほとんどどこも在庫がなく価格も上昇傾向にあります。代わりに後継機のLG VELVET L-52Aが出回り始めましたが軽くなっている分L51Aよりも性能は少し下になります。
まとめ
LG V60 ThinQはデュアルスクリーンを自由に取り外すことでその時に合わせた運用が可能です。これは非常に素晴らしいことです。Mz-01KもN-05Eなどの過去の二画面スマホにはそういった事はできなかったのでこれは新たな発想だと思います。
ただ個人的に不満なのが
●デュアルスクリーンを外す際にはどうしてもコネクタ部分に負荷がかかるのでこの部分を工夫が必要だった。
●デュアルスクリーンの専用端子をなくすか、もしくは映像も出力できるようにして欲しかった。
この2点についてはLG V&0ThinQに満足している私が一番不満を持っているところになります。ただこの二つの不満があったとしてもLG V60 ThinQは買って満足している端末の一つです。
シングルスクリーンで運用する際には必ずカバーの装着をおススメします。デュアルスクリーンがついていないと完全に無防備なので落とすと簡単に液晶が割れる可能性があります。
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