最初に
ネットで多数の報告が上がっていますが、XREAL Airのつる部分が割れている個体が出てきています。もしやと思って私も自分のXREAL Airを見てみたんですが、片側に小さなヒビが入っていました。
マジかっ!!!
思い当たることと言えば大きなケースに入れて運ぶと荷物が大きくなるのでソフトケースに入れて運んでいたこと、眼鏡のつるの部分が熱くなるので劣化することなど思い当たることはありますが構造上、完全に割れてしまうと折りたたみ機構を維持したままの修理は難しくなるので完全に割れる前に修理することにしました。
※この記事は直したこともわからないほどきれいに補修するというものではありません。ある程度の強度を持たせながら折りたたみ機能を失わないことを目的に修理しています。修理は自己責任でお願いいたします。
今回の修理方法
今回の破損の仕方だと完全に割れてしまった場合の修理は難しくなります。その為、これ以上破損が進行しないようにして修理となるのですが、場所が非常に厄介です。
元々ピンボケの写真を引き伸ばして分かりにくいのですが、支点となる銀色のパーツの周辺が割れています。
ネットで調べてみましたが、割れている人のほとんどがこの赤色の線を引いたあたりが割れています。破損の理由としては熱が持つこと、負荷に対してプラスチックの強度が足りていないということが原因だと思います。結果論ですが重量の問題はあっても、この部分は鉄などの強度のある素材で作って塗装をするべきだったと思います。
話しが脱線しましたが、補修の為にここをぐるり1周する形で巻いて補修してしまうと折りたたむことができなくなってしまいます。また割れた部分に接着剤をつけようとしてもプラが薄すぎる為に十分な強度を得ることができません。そして強度を出そうと大量の接着剤を使用して内部に入った場合は、接着剤がついてはいけないところについてしまい固まって折りたためなくなるという危険性も出てきます。
方法としてはこの部分に対して同じような材料を塗って分厚くするという方法が一番ですが、その前に別の方法を試してみることにしました。その方法とは
①割れ目に少量の瞬間接着剤をいれて仮止めする。
②自己融着テープで補修するというものです。
自己融着テープとはビニールテープと見た目は似ていますが自己融着性があります。ビニールテープはテープ裏面に接着剤がついていますが、自己融着テープ(エフコテープ)はテープ同士が密着しますので時間とともにきょうこになります。接着剤がついていないのでべとつきません。電気工事をする方からすると必須のアイテムです。
今回、自己融着テープであるエフコテープ2号を使おうと思ったのは今後破損が進んだ時、修理が上手くいかなかった場合に現状復旧が容易なことがあります。そしてこの手の補修は時間が経過すると再補修ということになりますがエフコテープの場合は自己融着が進むので逆に強固になるはずです。
注意点としてはエフコテープ1号は仕上げ材がついていないので、NrealAirを修理する場合は絶対に2号を使用して下さい。1号を使うと悲惨なことになります。またエフコテープというのは引っ張って伸ばして使うものなのでうまく伸ばせば、薄くて丈夫なテープになり見た目も目立ちにくくなるはずです。
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