世界のスマートフォンOSはiPhoneとAndroidの2種類といっていいほどシェアの独占が進んでいます。iPhoneはApple社が販売するスマートフォンですがAndroidはGoogle社のAndroidOSを搭載したスマートフォンのことを指すので販売元は100社どころではなく数千社になる可能性があります。後者の場合、価格はピンからキリですがiPhoneに関しては高額な端末しか販売されていません。しかしそれでもiPhoneは世界中で大人気です。
iPhoneがコスパ最強と言われる理由について
端末価格が高額なiPhoneですが、一部ではコスパ最強と言われています。
今回はその理由について6つにまとめて説明していきます。
アクセサリが豊富
ダイソーなどの100円ショップにスマートフォンのケースや保護フィルムを買いに行っても必ず売られているのはiPhoneぐらいです。いくら最新でもAndroid端末のケースが売られていることは稀です。こういったところでも安価で簡単にアクセサリーが入手可能です。
長期間のバッテリー交換が可能
長期間スマートフォンを使用していると必ず問題になるのがバッテリーの劣化です。
iPhoneであれば様々なところで交換可能ですし、古いiPhoneであってもバッテリーの在庫も安定しています。これがマイナーなAndroid端末であればバッテリー交換ができなかったり高額だったりというケースが目立ちます。
よくある液晶交換でも比較的安価で交換できるのはiPhoneの強みです。
これはあるショップのバッテリー交換の価格表ですが、古い端末になるとiPhone4Sでもバッテリー交換可能です。またこの価格であれば端末を買い替えずに2年もしくは3年でバッテリー交換するのも選択肢に入ります。
サポート期間が長い
Android端末の場合、発売から一度もOSのアップデートが行われないということも珍しくありませんでした。最近でこそ一度はメジャーアップデートする端末がほとんどですが、iPhoneのように約6年間最新のOSを提供し続けるようなメーカーは皆無で、例外としてはGoogleのPixelしりーづだけではないかと思います。下記記事を読んでもらえれば分かりますがY!モバイルの折りたたみスマホ「LiberoFlip」はOSは最大2年で、セキュリティは最大3年を予定しているそうです。
【Y!モバイルのアップデートについて】
Y!mobileで激安折りたたみスマホ「Libero Flip」を投入するワケ 若年層を意識、ZTEの信頼性も寄与 引用元 ITmediaMobile
ただこれに関しても最大としているので一度もセキュリティはともかくOSアップデートは一度も行われないという可能性もあります。安心して5年以上アップデートが提供されるのはiPhoneとPixelだけだと思います。
古いiPhoneでも価値がある
iPhone7は2016年に発売された端末です。今が2024年なので今から約8年前の端末になります。これがAndroid端末であれば買取で値段が付くような端末はないでしょうがiPhoneは違います。
数千円ですが買取価格がありますし、イオシスはそれなりの金額が提示されています。 それほどにiPhoneの価値は高いので機種変更の際には売却することが可能です。
iPhoneは中古端末も豊富
iPhoneは流通量が多いこともあり中古市場での端末も豊富です。
下記のiPhoneSE第二世代は2020年に発売されたものです。
今から4年前に発売された端末ですが2024年に発表されたばかりのiOS18にも対応しています。iOS19に対応するかどうかはまだ分かりませんが、少なくともiOS19が出るまでの間は常に最新のOSアップデートが提供されますし、iOS19がでたとしても使えなくなるわけではありません。そういった意味でも中古価格を見ながら使い方を選ぶことができます。
国内全キャリア対応の幅広い周波数
iPhoneは様々なキャリアから販売されていますが、キャリアに特化した周波数にカスタマイズされていません。数年前からSIMロック禁止が決まっているのでiPhoneであれば国内どこのキャリアでも使用することができます。
来月からDocomoから楽天モバイルに乗り換えたとしてもSIMカードを指し直しAPN設定を行うだけで使うことができます。携帯電話会社を変更しても新しい端末に買い替える必要がないのもiPhoneの強みになります。
iPhoneがコスパ最強と言われる理由のまとめ
最新のiPhone16であれば最低124,800円からとなります。
7年間使用すると考えると1年あたり17,828円、月あたりで考えると1,485円です。2年ごとに4万円の端末を購入するのとほぼ同じです。
これだけ考えるとiPhoneがコスパ最強とは思えません。
しかし最新のiPhoneではなく型落ちのiPhoneや中古のiPhoneを購入するのであれば大きく話が違ってきます。先ほどのiPhoneSE第二世代を17,000円で購入して最低3年使うなら 1年あたり5,666円、月あたりで考えると472円となります。しかもあくまでも最新のOSが提供されないだけで使い続けることは可能です。
バッテリー交換も他機種に比べて交換できる期間も長く安価なので長期間にわたり使い続けることが可能ですし買い替えの際には売却することで多少の金額が手に入ります。そしてそしてiPhoneというブランド商品を使えます
これらを考えるとiPhoneコスパ最強説は間違いないのではないでしょうか。
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