最初に
かなり昔の話ですがノートパソコンをスマートフォンと同じ充電器で充電することができればもっと便利になると思っていました。数年後、MicroUSBで充電できるWindowsタブレットが多く出回るようになりました。
その結果、モバイルバッテリーでもパソコンを充電できるところまできましたが、MicroUSBで充電できるタブレットやノートパソコンはCPUがAtomのものがほとんどでした。しかし今は状況が変わりつつあります。
TYPE-Cで充電できるタブレットやノートパソコンが登場
Windows8.1が発売されたころから、Atomを搭載したWindowsタブレットが出回るようになりました。このタブレットはそこまで高速ではないですが表計算などのソフトや我慢すれば画像編集ソフトぐらいまでは使えますが、動画の編集などしようと思うと時間の無駄だと思うぐらいに速度は遅いです。
そんななかでMacBookなど、高速なCPUを搭載したPCがUSB PD充電に対応して発売されました。
それによりスマートフォンと同じUSB PDという規格で充電できるようになったので
●スマートフォンと共通の充電器が使用可能(必要出力はあります。)
●USB PDに対応したモバイルバッテリーで充電可能(必要出力はあります。)
という理想が低速なAtom搭載タブレット以外でも実現しました。また余談ですが、旧型のMacBookAirやSurfaceProでも変換アダプタを使用することでUSB PDでの充電が可能になりました。
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まとめ
以前は、モバイルバッテリーからの充電やスマートフォンと同じアダプタを使用する為に、処理速度の速いCoreiシリーズではなくAtomなどを搭載したYOGABOOKやThinkPad8など使っていました。
しかしUSB PDで45Wや60Wなどの高出力で充電可能になったおかげで、持ち歩くことができるモバイル端末の幅が広がりました。やはり処理速度の速いPCは作業性もよいので充電方式を前提に選ぶ必要がなくなったのはここ数年で大きな出来事です。ただ残念なのは高速なPCを持ち歩くことができるようになったのにWindows11が9インチ以下の端末をサポートしないという情報もあるので大手メーカーからはボディバッグに入るような端末の発売がなくなるかもしれないということが心配です。
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