NrealAir(スマートグラス)の登場でモバイル環境が大きく変わる。スマートグラスをモニター化できる。
最初に
ここで書いているモバイル環境ですが、外出先で仕事場や自宅と同じレベルで作業できること目指しています。新しい製品が出るたびに機器を入れ替えてきましたが、基本的にはここ数年でのモバイル環境の大きな進化としては5G通信、PD充電、PD充電可能なモバイルバッテリーではないかと思います。旅行する時はタブレットやPCは何を持って行くかを悩むんですが、理由としては12インチぐらいのディスプレイは作業性が上がりますがカバンが大きくなりますし、8インチぐらいのディスプレイでは携帯性が上がりますが作業性が大きく落ちます。少し前であれば携帯性を重視する為にあえてタブレットやPCを持ち出さずに2画面スマートフォンを持ち出したりと試行錯誤をしていました。
2画面スマホLG V60 ThinQ 5G(L-51A)が届いたのでレビュー記事を書いてみた。
しかしディスプレイにもなるNrealAirの登場によりモバイル環境は大きく進化する可能性があります。
NrealAirをモニターにする。
NrealAirはアクティベートさえ終了していれば対応機種以外でもモニターとして使用することが可能です。USB-Cケーブル(DisplayPort Alternate Mode)に対応していれば使える可能性はあります。もしも対応していなくても下記のアダプタを使用すればHDMI経由での出力ができる可能性もあります。
※追記 スティックPCと接続しましたが1920×1080では少し映像がおかしく上が少し切れて切れた分が下に表示されます。解像度を1366×768に落とすときれいに表示されますが少し画面は小さくなります。
上記のアダプタと組み合わせすことでスティックPCやスマートフォン、超小型UMPCと組み合わせることで大画面を使用できるようになります。またキーボードやマウスを繋げて接続する際もVRと違ってレンズは透過しているのでキーボートなどを見ながら使用することができます。もともとこの手のスマートグラスは発売をされていたかもしれませんが、NrealAirは軽量小型でサングラスに近いデザインをしています。
そしてVRと違い周りの様子が見えるのでカフェなどであっても安心して使えます。ホテルやネットカフェの個室のようなところならいいんですが、やはり公衆の面前で完全に目隠し状態というのは怖いものがあります。
※補足
スマートグラスをつけている状態でスマホををタッチするよりもこういったマウスでの操作の方が便利に使えます。
NrealAirに接続するデバイス
大画面で作業できるので接続する端末の候補としては
ディスプレイの大きさにこだわらない、もしくは不要ということであれば持ち歩くWindowsPCは小型なものを選ぶことができます。NrealAirとスティックPCとの組み合わせだと双方にバッテリーを搭載していないのでモバイルバッテリーを持ち歩く必要はありますがバッテリーの寿命を気にする必要はなくなります。
まとめ
将来的には折り畳み型のディスプレイが主流になると思っていたんですが、こういった日常的に使用できるスマートグラスが出てくると未来はもっと進化するのかもしれません。もしもスマートフォンやスマートウォッチのように普及すれば現状で危険な歩きスマホをする人は減るのかもしれません。スマートグラスが安全だとは言いませんが、移動中にはディスプレイの端に小さなウィンドウしか表示できなくさせたり音声しか再生できないように規制すれば少しはマシになるんじゃないでしょうか。
外に持ち出すディスプレイサイズの制約がなくなればかなり自由になります。ボディバックのような小さなものに自宅オフィス環境を詰め込むことも夢ではありません。NrealAirが発売から1ヶ月経過しても品切れなのは使い方に夢を持って購入している人が多いからだと思います。
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