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USB PDトリガーケーブル(12V)を使ったレビュー。USB PD非対応の中華端末には必須です。

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最初に

これはChuwi MiniBookの純正アダプターですが、最近は中華製のタブレットやミニPC関係は電圧が12Vで固定されているものが増えてきました。その中にはUSB PD非対応のものもあるのでそうなると純正のアダプターしか使えないものが存在します。モバイルバッテリーからの充電や給電ができない為に用途が限られるのですが最近ではUSB トリガーケーブルという商品が発売されているのでそのことについて記事にしていきます。
補足ですがChuwi MiniBookには12V/2Aの充電アダプターがついていましたが、USB PD対応なので15Vでも充電可能です。

USB トリガーケーブルとは?

USBトリガーケーブルとは、USB PD(Power Delivery)に対応したACアダプタやモバイルバッテリーなどのから任意の電圧を取り出すことができるケーブルのことを言います。 USBトリガーケーブルを使用すると、純正のACアダプタをUSB PD充電器に置き換えてスマートフォンなどと共用できるので持ち歩く荷物を減らすことができます。

上記はUSB PD経由で12V(DC端子)を取り出すトリガーケーブルとDC端子からTYPE-C端子に変換するアダプタです。

 

USBトリガーケーブルを使ってみた。

今回実験に使ったのはChuwi MiniBookです。このモバイルPCの純正アダプターは12V/2Aです。USB PDに対応しているので15Vで充電や給電がされます。Chuwi MiniBookは充電周りが不安という話がありましたのでできれば純正アダプターと同じように12V/2Aで使用をしたいと思っていたところUSBトリガーケーブルの存在を知りましたので実験することにしました。

【補足】
実は12VというのはUSB PDで必ず出力することが決まっている電圧ではない為、12Vが出力できないACアダプタの場合は15Vで充電することが分かりました。これはChuwi MiniBookが正しくUSB PDに対応している端末という証拠で、もしも15Vで充電できないということになればChuwi MiniBookはUSB PDに対応していない端末ということになります。

電圧と電流はこのテスターを使って計測しています。最初にUSBトリガーケーブルを使用せずに計測してみました。

 

トリガーケーブルを使用しないでUSB PDで給電した場合

12Vに対応しているAUKEYのUSB PD充電器、RavpowerのUSB PD充電器、MOTTERUモバイルバッテリーですがUSB PDケーブルで充電すると全て15Vでの充電となります。

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