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AstroSlide5Gに楽天モバイルと他キャリアをデュアルSIMに設定して使ってみた。解決した問題と未解決問題

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AstroSlide5Gに楽天モバイルと他キャリアをデュアルSIMに設定して使ってみた。解決した問題と未解決問題

最初に

Rakuten最強プランが決まったので楽天モバイルを契約してRakutenHand5Gを使っていました。SIM1には楽天モバイル、SIM2にはPovoを入れて使っていたんですが、RakutenHand5GWifiルーターのような使い方をメインにした際にどうしてもバッテリーの消耗が激しく1日に2度くらいの充電が必要となります。バッテリーが減るのはそれだけ楽天モバイルの無制限通信を活用しているので問題はないと思っていたのですが、いざ使おうと思うとバッテリー残量が少なくなっており不安になることが多々ありました。その為、一時的にですがAstroSlide5Gをメイン端末にすることにしました。Hand5Gのバッテリー容量は2650mAhですが、AstroSlide5Gのバッテリー容量は4000mAhと1.5倍あるので実用性は大きく上がるはずです。

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AstroSlide5Gの対応周波数について

携帯電話 周波数

これは携帯4社の周波数を表したものにAstroSlide5Gの対応周波数を重ねたものになります。全キャリアの主要バンドをカバーしているので、Docomo、SoftBank、au、楽天モバイルの全てで問題なく使えます。RakutenHandもバンド的には広くカバーしているのですがDocomoに関してはVoLTEをサポートしていないようでDocomoの音声SIMだけはサポート外でしたがAstroSlideの場合は問題なく使えます。

 

AstroSlide5Gで楽天モバイルを使う方法及び注意点

実はAstroSlide5Gが到着した際に楽天モバイルを試して使えていたのですが、今回どうしても使えなくてトラブル解決に1日かかったので自分の覚書の為に残しておきます。

AstroSlide5Gが対応しているDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)とは1台のスマートフォンに2枚のSIMを挿入し、どちらの電話番号に着信があっても電話を受けることが可能です。例えば片方のSIMで5Gを使用した場合はもう片方は4Gとなります。ここで問題になるのですがAstroSlide5GをデュアルSIMで使う際に5Gが使えるのはSIM1だけという制約があります。しかしeSIMを使用する場合はSIM2との排他利用になります。私の場合は楽天モバイルをeSIMで発行していた為に強制的にSIM2を使用することはできなくなるのでサブ回線はSIM1を使用することになりました。そのことが理由なのかもしれませんが、AstroSlide5Gに楽天SIMを設定しても1瞬通信をしてもすぐに圏外になってしまい電波のマークに×がついてしまいます。eSIMのチップが壊れたのかと疑っていたのですがいろいろと調べていると思い出したことがあります。
例えば楽天モバイルのSIMを入れた場合

 

 

LTE のみを強制する (4G/5G)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.xsquarestudio.forcelte&hl=ja-JP

 

インストール後に起動してください。AstroSlide5GはAndroid11なので図のボタンを押します。

 

 

設定後にPhone0もしくはPhone1を選択します。(楽天モバイルを設定したSIM)

 

色々と選択肢がありますがLTE onlyを選択してください。選択後すぐに電波を掴むようになります。

 

楽天モバイルと同時に使用するサブ回線の候補

今回のサブ回線の趣旨ですが、万が一にも楽天モバイルが圏外になった場合に「電波の届かないところに…」となることを防ぐ為に、圏外転送先にするためです。
その転送先も楽天モバイルを設定しているAstroSlide5Gと同じにするので対応周波数を気にしていたのですが主要キャリアの主要バンドすべてに対応していたのであとは単純に料金だけの問題となってきます。価格だけで考えた場合

Povo2.0の場合 月額0円(au回線) ※180日に一度はトッピングを購入して使用する必要があります。

日本通信 合理的シンプル290プランの場合 月額290円(au回線) データ1GB付

当然ながら価格だけで考えるとau Povo2.0なのですが、Docomo回線にしたいのであれば他のMVNOを調べても圧倒的に合理的シンプル290プランが安価でした。着信転送としては
圏外時転送を利用して楽天モバイルが圏外になっている時にもうひとつのSIMに転送するという方式をとります。どちらの番号に着信があるのかは液晶表示で分かるようになっています。ただし転送されている電話なのかの判断はできないはずなので私のサブ電話番号は誰にも教えない圏外時転送専用にしているので問題はありません。

ここで注意する点ですが、着信転送は無料ですが転送先への通話は有料です。

楽天モバイルのSIMからDocomoやauなどの他の電話番号に転送して通話をした場合はその通話時間に応じた通話料がかかります。おそらくはどこのキャリアも着信転送に関してはその方式をとっており仮に2無制限かけ放題であっても通話料金はかかります。その為、私の場合は転送の着信があった場合はその電話に出ないようにして、すぐに楽天モバイルのRakutenLinkから掛けなおすようにしています。おそらくですが転送のコール中だけだと料金はかからないはずなのでこれも検証中です。

 

未解決問題

AstroSlide5Gで楽天モバイルを常用するうえでいくつかの問題が発生しています。

●電波の掴みが弱い?
RakutenHand5Gであれば楽天モバイルの電波を掴み続けるところでauに切り替わっています。しかも圏外ギリギリということも多々あります。

 

●再起動時にデュアルSIMの読み込みに失敗する?
たまに再起動をした際にいつまでたってもNanoSIMを使用しているDocomoはすぐに認識するのに、eSIMにしている楽天モバイルをいつまでたっても認識しないことがあります。私の場合は楽天モバイルが圏外の場合はもうひとつのSIMに着信を転送するようにしているのでそこまで困るわけではないのですが、サブ回線を利用していない人にとっては死活問題だと思います。
※補足 特にAstroSlide5Gは完全に安定した端末ではないのでたまに勝手に再起動がかかることがあります。

結論としてはAstroSlideをメイン端末にするというのは少し難しいかもしれません。

 

【AstroSlide5G関連記事】

Astro Slide 5G Transformerを使ってみたレビュー 第1回
Astro Slide 5G Transformerを使ってみたレビュー 第2回
Astro Slide 5G Transformerを使ってみたレビュー 第3回 ここが嫌なところ

 

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