XREAL Beamとは
XrealAdapterを持っている私からするとワイヤレス接続ができるだけだと意味はありません。発売前の情報で分かることといえばNebura非対応機種でも使えるようになること、それ以外ではXrealAirで様々な機能追加があるという雰囲気だけしかありません。実際に発売されてから分かることも多かったのでレビューしました。
XREAL Beamとは何ができるのか
●画面の大型化 201インチ→330インチ
●ワイヤレス接続(Miracast)
●表示方式の変更(3DoF、サイドスクリーン、ブレ補正)
●画面の深度変更(画面からの距離変更)
これらができるようになります。しかし目玉機能であるワイヤレス接続に関しては問題も多く、おそらくはそれが原因でAmazonでの評価が著しく悪いのだと判明しました。
ワイヤレス接続の問題点
使えないスマートフォンが多い
ワイヤレス接続はMiracastを利用しているのですが、実際には使えないAndroidスマートフォンが多く私が持っている現役のスマートフォンで使えるのはAstro slide 5Gだけでした。
LG V60ThinQではXrealAirが検索には表示されますが全く使えず、アイコンをよく見るとメガネマークに✖がついているので非対応だと思われます。
RakutenHand5Gでは検索に表示すらされません。RakutenHandでは使えている人もいるようなので5GからはMiracast対応に関しての仕様が変更されている可能性があります。
※LG、GooglePixcel、XperiaではMiracast非対応ということです。
DRM(デジタル著作権保護)に非対応
DRMコンテンツのワイヤレス再生をすることができません。今後アップデートで対応するということですが、現状は有線接続でのみ再生可能です。しかし有線接続できる機種が限られているのが大きな問題です。
DP ALTモードに対応しているスマートフォンが少ないのでXrealAirで使えるスマートフォンを増やす為のアクセサリーがXrealBeamでもあるはずですが肝心のワイヤレス接続がかなりのポンコツです。XrealAir非対応機種で使う為に購入を考えているのならやめておいたほうがいいでしょう。
アップデートにより解決する可能性はありますが現状で急いで購入する必要はありません。
コメント