デジタルでメモを取ることへの賛否について
紙に書かないと覚えられない。身につかないという人がいます。確かにボイスレコーダーでメモを取ってPCに打ち込んだりしても紙に書いた時より記憶に残りにくい気がしますし、資格試験の計算問題も式とカ回答を見るだけではなく、実際に手で書いて計算したほうが身に付きます。
しかし令和の時代になっても紙と鉛筆が必要なのか?今回はそれをテーマにして記事にしていきます。
最近の新入社員
最近新入社員にメモをとっておくようにと伝えるとスマートフォンにメモをとる人も増えてきました。フリック入力でデジタルメモ帳に残す人やパッチペンで画面に描く人など様々ですが、一定の年齢層の方から見ると抵抗があるようです。特にタッチペンで画面で書いている人はともかく、メールを打つようなしぐさでメモをとる人を見る目には厳しいものがあるように感じます。
効率化の点
個人の感情や価値観は今回除外しますが、効率という点だけで考えるとどうでしょうか?
手書きでノートに書くよりもフリック入力で打ち込んだほうが、他人に見せても読みやすい文字です。タッチペンでメモをとったとしても、それは紙に書いたのと同じ状態であり必要に応じてそのメモをすぐにスマートフォンから送信することもできます。
また利点としてはメモした紙の紛失がなくなり、過去のメモまで振り返ることが可能です。そう考えれば紙にメモをとるよりもスマートフォンなどにメモをしていくほうが効率的なので、個人の感情論を除けば全く問題はないはずです。
デジタルメモアプリについて
モバイル機器でメモをとることが決まっても重要なのは、何のソフトを使うかということです。これは使い勝手も重要ですが、スマートフォン、タブレット、PCにて同期できることが最重要になります。どの端末でも同じメモを見ることができる。この利点はデジタルメモの重要な優位性だと思います。この条件を満たすのはOneNoteです。
Microsoft公式OneNote https://www.onenote.com/download?omkt=ja-JP
私がこのアプリを利用する理由は
●Microdsoftなので永続的なサービスが期待できる
●Windows、Mac、Android、iPhone、iPad、Webなど全てのプラットフォームに対応している。
この2点を考えるとOneNoteが一番だと思います。
※onedrive上に保存した同じメモデータをそれぞれの端末で指定すれば、全ての端末でメモを共有できます。
デジタルでメモをとる問題点
一番の問題は間違えてデータを消去してしまうことと、メモした端末が故障や電池切れになれば見れなくなってしまうことです。データに関してはクラウドに保存してバックアップを残しておけば問題はないでしょうし、故障に関してもこの方法で対応できます。
電池切れは、モバイルバッテリーを持ち歩くなど対策ができますし、今の現代人でスマートフォンを電池切れにする人はほとんどいないと思います。
これらを考えると、一部の人の個人的な価値観による嫌悪感以外には
全く問題がないと私は考えます。
タッチペンの種類
タッチペンには様々な種類が存在します。ほとんど全てのタッチパネルで使うことができる静電式、それぞれのタッチパネルに対応した筆圧感知など様々なものがあります。鉛筆で書くように筆圧による濃淡、太さを実現したいのであれば筆圧に対応したタッチペンを購入する必要がありますが、対応した端末でなければ使うことができないので注意が必要です。
こちらは静電式のタッチペンになります。ほとんどすべてのタッチパネル搭載デバイスで使えますが、筆圧には対応していません。しかしペン先も細くメモをとるぐらいなら十分実用的です。
これはSurface系で使用できる筆圧対応のタッチペンです。充電式なので手に入りにくい単6電池は必要ありません。基本的に静電式ではない筆圧対応のタッチペンはSurface系とApple系で使用できるタッチペンが違うので注意が必要です。
こちらはiPad用のタッチペンになります。充電式で電池不要、そして磁石でiPad本体に取り付けることが出来るのでこの価格ならかなりお買い得ではないでしょうか?純正のApplePencilは15000円を超えるのですが、このタッチペンは1/10で購入することが出来ます。
まとめ
昔は高価だった筆圧対応のタッチペンですが、端末側の進化により購入するのはペンだけでよくなったので安価で導入できます。正直、筆圧対応は必要がないというひとも多いのでそういった方には静電式のタッチペンで十分です。
紙とペンを探すよりは常に必ず持ち歩いているスマートフォンをメモ帳にして、そこにメモを残すほうが明らかに効率的だと思います。しかし液晶に字を書くことへの抵抗や違和感がある人は一定数存在します。そういった人はペーパーライクフィルムという紙の感触に近い保護シートを試してみてもいいかもしれません。ただ全ての機種で販売されているわけでなくメジャーな一部の機種だけです。
【過去記事】
キングジムのポメラDM11Gを購入しました。
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