世界最小スマホ Micro X S240を1週間使ってみた。
技適未取得端末の為、国外旅行などの使用が前提となります。DocomoやSoftbankのSIMでも周波数が対応しているので使用はできますが、法律的にはアウトです。ただ今後の電波法の改正によっては状況が変わるかもしれません。
海外へ行く機会があったのでその間、コイツをメインで使ってみました。
●感想としては意外とサクサク動く
●電池に関しては3G通信をメインで使っていると表示があてにならない。 でも1日半ぐらいは持つ ※注①
●MicroUSB端子なのでどこでも充電できると安心していると罠がある。※注②
●文字入力はフリック入力を会得したものだけが許される。(笑)
●ROMが4ギガ(実際の空きは2ギガくらい)あるので意外とアプリは入るが写真などは早め早めにPCに移動したほうが吉
●カメラに関してはちょっと・・・旅行に行ったときにデジカメ代わりにはキツイ ※注③
●テザリングができるのでサブ端末としてS240を持ち歩き、タブレットをメインで使う選択肢もある。(ただしバッテリー容量が小さいので長時間は無理)
●Androidのバージョンが4.4なので現状は困らない。
●画面の大きさと解像度の問題で使用が苦しいアプリがある、(例) DMMトーク
●このサイズなのにmicroSDが使える為、容量には困らない。ただ何を入れるのか・・・ USBメモリの代わりになるかもしれない。
●予備のバッテリーやケースだが、amazonや楽天では入手できない。普通に入手できるのは液晶保護フィルムぐらいか。しかしガラスタイプもなく価格も高めなので自動修復タイプのフィルムを進めます。
※注1の補足
BatteryMixの画像です。こんな感じでよく持ちますが、どうやら3G通信で使用した電力に関しては正しく反映されず突然バッテリーが落ちることがあるようです。対策は使用者が模索中ですが1016.10.3現在有効な手段は見つかっていません。
左の画像では22%で電源が入っていますが、約1日半の間70%台をキープしている状態で突然電源が落ちました。
画像の赤丸参照
正直まだまだ大丈夫と思っている時にこれはキツかったです。
特にコイツは充電ケーブルが少し特殊なのでいつでもどこでも充電というわけにはいかないので・・・
※注2の補足
MicroUSB端子だが普通の端子より2mmほど長い。他にもこういった端子があるようなので 8mm端子としての規格があるのかもしれない。↓比較画像
この写真ではわかりにくいが左が一番短く、右が一番長い。真ん中はその中間地点に位置するがこの端子では刺した時に微妙にグラグラして気が付くと抜けているというレベル。端子の長い専用ケーブルを買うと高いので少し長めの端子があれば0.5mmぐらい樹脂部分をカットすればMicro X S240で使用するケーブルを作ることができる。
※注3の補足
カメラの画質だがお世辞にもデジカメの代わりになるとは言いづらい・・・ちょっとしたブログの写真に使える程度だろうか・・・ 記念の日に写真を撮ったり、資料として詳細な写真を取る際はデジカメをお勧めします。
← Micro X S240の最高画質で撮影した写真です。クリックすると画像が開きます。
← AscendMate7の最高画質で撮影した写真です。クリックすると画像が開きます。
比べてみると分かりますが細部が全く違います。S240の方は保存用としては難しいかも・・・ちょっとしたメモ代わりぐらいにしか使えないかもしれません。
※その他の不具合
写真を送信しようとギャラリーから共有でGMAILやINBOXを起動すると宛先を入力する段階でエラーが起きてアプリが落ちる。写真を送信する際は先にアプリを開いてからメールを作り、写真を添付する用があるようです。
総括
この端末を使用した後で、他の端末を使うと涙が出るぐらい快適に感じる。場合によってはそこから使わなくなるかもしれない。この端末は
●世界最小の端末を使ってみたい人
●人に自慢してみたい人
●マニアな人
●サブでお遊びスマホがほしい方
そういった人のためにあるのかもしれない。
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