楽天モバイルが衝撃の新プラン発表。0SIMの再来!1GBまで0円の驚き
令和3年1月29日楽天モバイルが驚きの料金プランを発表しました。
楽天モバイル新プラン Rakuten UN-LIMIT Ⅵ
今までは電話とデータ通信を使い放題で税抜3,278円だったんですが、今回は20GB以下の使用だった場合に値段が安くなるという内容です。一番の目玉は1GBまで無料です。そして通話料もそれに含まれます。
今まではどれだけ使っても税込3278円でしたが
新プランでは
0~1GBまでの場合0円
1~3GBまでの場合、税込1,078円
3~20GBまでの場合、税込2,178円
20GB~無制限の場合、税込3,278円
と単純に値下げになっています。
この料金プランの変更は4/1をもって自動的に行われますが、1年間無料期間中の方は無料期間終了後に移行するので無駄はありません。
新プランについて思うこと
楽天がこの新プランを出してきた背景ですがおそらくは
●3大キャリア値下げへの対抗
●1年無料期間終了後のユーザーの囲い込み
この2点につきます。楽天モバイルの契約ユーザーはだんだんと増えてきていますが、ほとんどがサブ回線としての使用がほとんどだと思います。いくら少々安かったとしても
回線トラブル
通信圏外
の危険性を考えると社会人には使いにくいものがあります。
しかしサブ回線として持ち、しかも無料で使い放題となると非常的に魅力的となります。
楽天モバイルが安心して信頼をされる為にはもう少し時間がかかりそうです。その為にも無料で増やした契約者を失うわけにもいかないので、革新的なプランを打ち出したんだと思います。また楽天の基地局の仕組みは仮想化というものを使っていてコスト的にも有利という話なのでそれも関係しているかもしれません。
過去にあった0SIMについて
過去にはSo-net様がやっていた0SIMというものがあります。これは500MBまでのデータ通信が無料というものでした。回線はDocomoのものを使っていたので圏外などの不安はありませんでしたが、やはり500MB内で使用して0円運用のユーザーも多かったので収益的にも厳しかったようでサービスは去年終了してしまっていました。また開始から2年ぐらいたった時点で常時運用が難しいほどの低速度になっていたと思います。私の嫁もお金に厳しい人ですが使えないものに意味はないとLINEモバイルに乗り換えてしまいました。
サービスの提供期間は2016年1月~2020年8月31日という4年間でしたが面白い試みだったと思います。
楽天モバイルには楽天市場という柱がありますが、いつまで無料に近い格安サービスを継続できるかに関しては少し不安があります。それでも約約手数料など無料にしているので困ってしまえば他キャリアに乗り換えることも簡単なのでそこまで心配はしていません。また楽天モバイルと連携させることで楽天市場側でも増収増益にするアイデアがあるのかもしれません。
eSIMの提供
楽天モバイルはeSIMサービスを提供しています。これにより周波数に対応さえしていれば1台でDocomoや楽天モバイルとの共存など面白い使い方もできます。日本でeSIMを使える端末として一番有名なのはiPhoneです。考え方にもよりますが、eSIM搭載のiPhoneなら1GBまで通話もデータも無料で使えてしまうという夢の様な事が出来てしまいます。
まとめ
今回、楽天モバイルから発表があったRakuten UN-LIMIT Ⅵは改悪はなく改善点しかないと思われます。総務省から話の合った4割安くという話ですが20GB以下の使用に関しては確実に安くなっています。20GBを超えるような使い方をするユーザーはほとんどいないと思いますし、もしもいたとしても上限が税込3280円であれば全然格安だと思います。現時点での楽天モバイルの課題はエリアと回線の安定性です。
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