最初に
Astro Slide 5Gが届いて約二週間。到着時にはSIMトレイの入れ忘れという初期不良もありましたが無事SIMトレイも到着したので色々と使ってみての感想です。
Astro Slide 5G Transformerがついに届きましたがまさかの初期不良!!!PlanetComputersのサポートはどうなるのか?
Astro Slide 5G Transformerを使ってみたレビュー 第1回
Astro Slide 5GをミラーリングでNreal Airと接続してみた。
Astro Slide 5Gを使ってみて
良かったところ
楽天モバイルの周波数に対応
サブ回線として維持しやすい楽天モバイルの周波数に対応しています。
デュアルSIM対応(DSDS)電話は同時待ち受け可能です。
通話用のSIMを2つ入れることができるので最低限、この端末を持ち出せば1台で事足ります。
動作速度は思ったよりも早くストレスは感じません
Socが当初よりダウングレードしハイエンド機とはなりませんでしたが、Antutuベントマークでも40万点超えなので普通に使う程度であれば快適に使用できます。
Qi充電対応
今回よりワイヤレス充電に対応しています。充電速度は速くはないですがないよりはあったほうが利便性が上がりますし今後、Qi充電が増えてくればさらに便利に感じるはずです。
ハードウェアキーボードは相変わらず秀逸
GeminiPDA、CosmoComunicatorと続いて3代目になりますが、やはり安定の出来です。
悪かったところ
思ったよりも分厚く重量がある。
2画面スマートフォンのLG V60 ThinQを持ち歩いている私が分厚い、重いと思うぐらいなのでかなりの人が予想を超えたサイズに感じているはずです。
指紋認証が役に立たない
そのうちアップデートで対応してくれると思いますが、指紋認証の誤作動が多く端末を取り出した時点で指紋認証の失敗回数がオーバーということでPIN解除になります。
DP Alt非対応
私の最近の持ち歩きモバイルアクセサリーのレギュラーメンバーにNreal Airが入っています。今使っているLG V60 ThinQは正式対応機種なのでミラーリングもMRも自在に使えます。そしてSCREEN+という独自機能があるのでデスクトップPCのように便利に使えてしまいます。
私は勘違いをしていたようでAstro Slide 5GはDP Altに非対応でした。その為、簡単にミラーリングもできません。ChromeCastを使用した場合でも音声が出ないという致命的な問題を抱えています。
ここまでのまとめ
ここまで色々と書きましたが、Astro Slide 5Gは悪くない端末です。しかし私にとっては非常に時期が悪いタイミングとなってしまいました。
楽天モバイルの0円廃止
これに関しては楽天のRakutenLink経由の通話が無料なので楽天モバイルのSIMとAhamoを併用するつもりでしたが今回の改悪もあり楽天モバイルは解約することにしました。2年ぐらいは0円で頑張るだろうと、またその頃には楽天モバイルのエリアももっと改善されて使いやすくなっているだろうという希望的観測でしたがあまりにも予想よりも早かったのでエリアの問題もあり一度解約することにしました。
Nreal Airの活用
現状で持ち歩くモバイル端末にはNreal Airが入れていますが対応機種とそれ以外では大きく機能が変わってしまうので最低でも本体のみでミラーリング対応していないと活用は難しくなります。LG V60ThiQもせっかくの2画面スマートフォンなのですがデュアルスクリーンを装着しているとNreal Airと接続できないので最近ではシングルスクリーン運用をしているぐらいです。
結論
Astro Slide 5Gの一番の特徴はハードウェアキー内蔵で収納時には普通のスマートフォンとして使えるところです。昔のハードウェアキーボード内蔵のW-ZERO3シリーズと比べると当然ながら搭載しているキーボードが本格的なのでかなり厚みと重量が増えてしまっています。私にとってはNreal Airが使えないという大きなデメリットに加えて厚みと重量というマイナス面を考えると現時点ではサブ端末でいいのかなと思ってしまいます。
ただ今後はHDMI出力、指紋認証の不具合などにアップデートでの対応が終わればメイン端末として検討する可能性がでてきますが、現時点ではAstro Slide 5Gはポケットの中に入らずカバンの中に入れるサブ端末の扱いになりました。
コメント