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旅行に最適なヘアアイロンを探して購入したつもりでしたが、恐ろしく小さく便利な反面ある意味で失敗しました。

目次

モバイルバッテリーで給電できる超小型ヘアアイロンを買って失敗したかも….

最初に

ヘアアイロン去年から髪を伸ばしはじめて今では立派なロン毛になりました。下手をすればそこら辺の女子より長く髪を下ろせば方までかかるほどの長さになっています。ただ私の場合極度のくせ毛で髪を洗ってそのままにしておくと爆発したような感じで非常に見栄えが悪いので少し前からヘアアイロンを購入して使っています。
実はヘアアイロンを使用してストレートにすると本当に別人のようにすっきりした髪型になり気に入っているのですが、旅行先などに持っていこうとするとどうしても荷物が増えます。またネットカフェなどで使用しようと思うとブース内には大容量の電化製品禁止(ヘアアイロン等)という文言があったりして使えませんでした。
今回はその対策としてトラベル用のヘアアイロンを検討していたのですが….失敗しました。今回は
その顛末についての記事です。

 

トラベル用のヘアアイロンについて

トラベル用のヘアアイロンについては

小型タイプ(100V)

バッテリー内蔵タイプ

モバイルバッテリータイプ

以上3種類が候補に挙がりました。荷物にならないコンパクトタイプ、バッテリー劣化などの長期使用に問題がないことを重視したので今回は下記のモバイルバッテリーが使用できるタイプを購入しました。

今回、選んだ理由ととしては有名メーカー「ヴィダルサスーン」の製品であり怪しげな中華製品ではないこと。候補の中で一番軽量で一番小さかったからです。温度も190℃まで上がるということで能力も十分だと思っていたのですが。

 

ヴィダル サスーン  モバイルストレートアイロンが到着

到着すると箱だけ見てもこんなに小さいのかと驚きました。箱を開けて取り出すと当然ながらさらに小さく想像以上だったので持ち運びは苦にならないとと安心しました。
しかし本当に小さいのでこれで大丈夫かと思ってしまったのも事実です。

長さはボールペンより少し長いぐらいです。比較に使ったボールペンは0.38mmの細いものなので分かりにくいですが、ヘアアイロン本体もかなり細身です。

 

添付されていたUSBアダプターも5V/2Aで10W程度。MicroUSB11なのでそれは規格上のほぼ上限です。それでも190℃まで上がるので問題ないと思っていたのですが….

 

実際に使用してみた結果

上記写真は普通のヘアアイロンです

結論として想像とはかなり違いました。もともとヘアアイロンで整えていた髪を直したり前髪をセットするぐらいなら十分ですが、毛量が多い人のセットをしようとすると髪の表面しか熱を与えることができません。本来効率よくヘアアイロンをあてるためには髪の毛を一定量処理する為の幅、温度が下がらないように維持する能力。これだけそろって初めて効率よくストレートアイロンをあてることができます。今回の給電タイプのヘアアイロンの場合は髪の毛にあてると温度が下がりますが、再び十分な温度になるまで時間がかかるので十分な熱量を確保することができませんでした。髪の毛の量も少量しか処理することができません。さらに説明書を見てみると

周囲温度が30℃の場合100℃まで上がるのに60秒190℃まで上がるのに約6分です。外気温30℃というのは真夏ぐらいなので冬場だともっと時間はかかるでしょう。もしかするとそこまで上がらないかもしれません。本来は140℃くらいの温度設定でプレートをあてた直後の髪というのは熱くて触れないぐらいですが、このヘアアイロンを普通に使ってしまうと

「少し熱いかな」「ぬるい温度くらいかな」

というぐらいにしかなりませんでした。しっかりとストレートにするためには熱くなるまでしっかりと待ってから使うこと。使っている時も温度が下がりすぎないように髪にあてて、ゆっくりゆっくり下ろしていくことが重要です。当然ながら完全に髪の毛がストレートにするには時間がかかります。

このモバイルストレートアイロンだと120℃まで上がるのもおおよそ90秒近く時間がかかるでしょうし、下がった温度を上げるのにも当然ながら時間がかかります。普通なら15分ぐらいでセットできるとしてもこのモバイルストレートアイロンだと髪の毛のセットに30分以上かかってしまいます。前髪だけや髪の毛が少ない人が使うのであれば問題はないかもしれませんが…

使えないことはありませんが使う為には練習と温める為の時間が必要な商品です。

正直、今回は失敗だったと思います。どうしても化粧ポーチに入るぐらいのヘアアイロンが欲しいということであれば下記の商品であれば、給電端子がTYPE-Cなので5V/3A 15Wと3割増しの性能となります。

今回の問題点

最高温度が190℃まで上がるのはいいのですが、190℃になるまでに6分は時間がかかりすぎること。また100℃まで上がるのに60秒以上かかるということは実用温度である120℃まで上がるのにもっと時間がかかるという点です。大きさと重量だけで考えれば理想だったのですが、当然ながら大きさと性能は比例するということがよく分かる例でした。

このモバイルヘアアイロンを長い髪の毛の人がストレートアイロンをあてるのには全く使えませんが、ちょっとした寝癖を直すためにカバンの中に入れておくぐらいが最適な商品だと思います。これに関しては完全に商品選びを間違えました。例えTYPE-Cであっても5V/3Aの15Wなので出力不足は間違いないのでUSB PD方式の給電でない限りはモバイルバッテリーを使用した給電方式では能力不足でしょう。

これは私が自宅で愛用しているヘアアイロンで全く不満もなく使いやすい商品です。バッテリー内蔵式でもこれに近い能力の製品を探せば問題はないはずなので、この能力を基本にしました。ポイントとしては

30秒で最低温度の120℃に到達

幅24mm

大きさは300mmで重量は346g

この能力に近いものを選べば間違いはないはずです。正直SALONIA(サロニア)で充電式があれば候補に入れたのですが、発売しているラインナップに充電式は存在しませんでした。今回の失敗で懲りで新しいものを購入しました。下記の商品です。届くのは来週ですが届き次第レビュー記事をアップしたいと思います。

 

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