LiberoFlipは格安で購入できる2つ折りスマホでありながらミドルスペック以上の性能を持っています。

耐久性が不安視される中で、私のLiberoFlipは全く壊れることもなく半年を迎えています。ただAndroid13搭載ということだけが最大の不満でしたが、LiberoFlipもついにAndroid14にアップデートされました。ついにこれで最大の不満が解消されると思っていたのですが、実はその機能は未搭載という驚くべき結果でした。
今回はそのことについて記事にしていきます。
LiberoFlipに搭載されなかったAndroid14の機能
搭載されなかったのは通信の自動切換
私が望んでいたのは、Android14から搭載されることになった通信の自動切換えです。

この機能はSIM1、SIM2と二つのSIMを設定している状態で使用しているSIMの通信状況が悪化すれば、もうひとつのSIMの通信状況を参照してそちらの方が安定していれば自動的に切り替えるという機能です。
LiberoFlipはもともとソフトバンクの端末でたキャリアの通信バンドにほとんど対応していません。しかし楽天モバイルのメインバンドにだけは対応しているので私はメイン端末として使用しています。しかしauのパートナー回線にも接続できない為に場所によっては不安になります。その為、LiberoFlipがAndroid14になったタイミングでソフトバンクの格安SIMを契約してSIM2に入れれば安心だと思っていたのですが、Android14になったにもかかわらず非搭載という驚きの結果でした。
搭載されなかった理由についての考察
非搭載の理由の推測①

LiberoFlipに搭載されているのはAndroid14ではなくZTEが独自のAndroid14がベースになったカスタムOSです。その名称はMyOSとなっておりAndroidOSとはある意味で別物なのかもしれません。
非搭載の理由の推測②
Y!Mobile、ソフトバンクの意向の可能性があるかもしれません。もともとLiberoFlipは別名でnubiaFlipという端末が存在します。

nubiaFlip公式ページ
https://www.nubia.com/jp/products/smartphones/nubia/nubia-flip-5g.html
nubiaFlipは約6万円前後の市場価格ですが、LiberoFlipの市場価格は約2万円前後です。 ほとんど同スペックでありながら、ここまで市場価格が違う一番の理由は対応周波数です。LiberoFlipがほとんどソフトバンク回線専用になっていますが、nubiaFlipはほとんどのキャリアの周波数に対応しています。

現状でSIMロックは禁止されていますが、抜け道のように対応周波数を限定することは禁止されていません。今回、通信の自動切替を搭載すれば、メイン回線に他キャリア、サブ回線にソフトバンク回線とされる可能性を嫌ったのかもしれません。
まとめ
今回、LiberoFlipのAndroid14へのアップデートは残念な結果になりましたがLiberoFlipのOSアップデートの約束をY!mobileが果たしたことは大きいと思っています。もしかするとAndroid15のアップデートが行われるかもしれないのでそちらに期待をしたいと思います。残念な結果となりましたが、決してLiberoFlipの良さが損なわれたわけではないので今後も継続してメイン端末として壊れるまで使っていく予定です。
【LiberoFlip関連の過去記事】

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