折りたたみスマートフォンと言えば高額なスマートフォンの代名詞でしたが、LiberoFlipが新品9800円で出回ったを機会に購入した人も多かったと思います。しかしSoftbankに特化した周波数であったり、破損報告については数多く報告されました。
ただ私の場合はLiberoFlipを購入して約1年経過していますが、破損は起きていません。ただ周波数に関しては課題が残るような状況だったのが大きな課題でした。
【LiberoFlipの過去記事】

LiberoFlipが到着したのでレビュー記事です。2万円以下の折りたたみスマートフォンの実力とは?
LiberoFlipを約6ヶ月使用した結果とレビューになります。前評判は不安でしたが十分に満足しています。
ZTE社製の2つ折りスマホ「LiberoFlip」は本当に使える?ユーザーが語る不満と欠点の数々
LiberoFlipとMotorola razr40のスペック比較
Motorola razr40公式サイト
https://www.motorola.co.jp/smartphones-motorola-razr-40-2023/p
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| 機種名 | motorola razr40 | LiberoFlip |
| SOC | Snapdragon™ 7 Gen 1 | Snapdragon™ 7 Gen 1 |
| メモリ | 8GB | 6GB |
| ディスプレイサイズ | 6.9インチ サブ1.5インチ | 6.9インチ サブ1.43インチ |
| 5G | n1/n3/n8/n28/n40/n41/n77/n78 | n3/n28/n77/n78 |
| 4G | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B25/B26/B28/B38/B39/B40/B41/B42 | B1/B2/B3/B4/B8/B12/ B17/B41/B42 |
| オサイフケータイ | 対応 | 対応 |
| 重量 | 188g | 214g |
| SIM | nanoSIM/eSIM | nanoSIM/eSIM |
大きさ | Open W74×H170×D7.0mm Close W74×H88×D15.1mm | Open W76×H170×D7.3mm Close W76×H88×D15.5mm |
| 防水防塵 | IP52 | IPX2 / IP4X |
この2機種に大きな性能の違いはありません。ただ対応周波数の多さ、重量、搭載RAMといった基本部分で少しづつ差がついています。ただ機種変更の動機として大きかったのはLiberoFlipの破損報告の多さによる不安です。基本的に私はスマートフォンに銀行決済、電子マネーチャージ、支払い、マイナンバーカードといった生活に不可欠な機能を設定しています。その為、故障して使えなくなる危険性というのは死活問題になります。
motorola razr40への買い替えで満足した点
通信の自動切替設定の存在

Android14からSIMが2枚搭載され有効であった場合、メイン回線のデータ通信が圏外や障害などの理由により通信できなくなった場合に自動的にサブ回線に切り替えるという機能が追加されました。LiberoFlipもAndroid14へのアップデートが行われれば通信の自動切替も追加されると思っていましたが削除されていました。
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しかしRazr40は多様な周波数に対応しているのでメインで楽天モバイルを使いながらサブでDocomo、au、SoftBankを選ぶことができます。しかしLiberoFlipの場合は基本的にSoftBank回線にしか対応していないのでサブ回線もSoftBank系を選ぶ必要がありました。この機能を使うことができるようになり制約もないとなればこれだけでも乗り換える価値はあります。特に楽天モバイルの場合だとパートナー回線の使用ができないので街中であっても圏外のリスクが跳ね上がります。
コンパクトに感じる端末サイズ

実はRazr40とLiberoFlipではほとんど筐体サイズに差はありません。しかしなぜか使い比べてみるとLiberoFlipのほうが分厚いという感じがしますし、Razr40のほうがコンパクトという印象を受けます。数mmの厚みの差、角が丸さ、約30gの重量差という積み重ねが大きいのかもしれません。
上記のケースは私が今使っているケースですが薄型でストラップホールもついており重宝しています。もしもこれからケース購入を検討しているのであれば候補に入れてもいいと思います。
LiberoFipの発熱問題

Android14にアップデートした影響かもしれませんが、夏場にテザリングをしながら作業を行ったり、一定時間GoogleMapの使用で間違いなく温度警告から通信が遮断されます。これが仕事、プライベートにも支障をきたすレベルでした。Android14にしてからこの警告が頻発するようになったのでAndroid15にアップデートされた今は改善されている可能性があります。ただこの状態はかなりの不都合とストレスでした。
LiberoFlipからRazr40への乗り換えまとめ

私の場合は通信の自動切り替えと周波数だけで乗り換える価値はありました。特に私は楽天モバイルを使用しているので以前に比べて圏外のエリアは減っていますが、地下などに降りた時には圏外になっている可能性はあります。
Razr40も液晶保護シートの劣化などの問題を言われていますが、それは折りたたみスマートフォン全般の宿命だと思います。保証はなくなりますが保護シートを在庫しておいて自分で交換すれば問題はないと思います。どうせ保証といっても1年だけですしそれ以降はメーカーに交換にだしてもそれなりの金額がかかります。それなら限界が来るまで我慢して、限界が来れば自分で交換したほうがコストパフォーマンスはいいと思います。折りたたみスマートフォンは高価な端末ですが定期的にお買い得な端末が市場に出回るのでそれを購入したほうがいいでしょう。ただ今後発売される折りたたみiPhoneに関しては非常に高価だと思うので折りたたみiPhoneに関してはメーカーに出すことをおススメします。






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