最初に
私が改善したいOculusGoの不満点は
●Bluetoothキーボードやマウスを使いたい
●Amazonビデオがカクカクするのを改善したい。
上記二つに関しては全て改善できました。特にBluetoothキーボードやマウスを使いたいというのはPCにつなげてADBを使用する方法だと外出先ではペアリングができないんですが、ここに記載する方法だと最初にADBで設定さえしてしまえばBluetoothの設定画面を呼び出すことができるようになるので、外出先でもペアリング可能になります。
テキストばかりで読みにくくてすいません(*- -)(*_ _)ペコリ
OculusGoでBluetoothを使えるようにする。
準備物編
①公式のOculusGO ADB Driversをダウンロードしてインストール
ダウンロード先 ➡ ここから
②Oculus Platform SDKをダウンロードしてインストール
ダウンロード先 ➡ ここから
それぞれをインストールしてください。
開発者モードをONにする
まずデベロッパーサイトから登録が必要です。
より「新しい団体を作成」で団体を作成して規約に同意をしてください。
次はOculusアプリの「設定 > その他の設定 > 開発者モード」を開き、「開発者モード」を
オンにします。、団体を登録していないとhttps://dashboard.oculus.com/に飛ばされます。
ADB接続を行う
PCとOculusGoをつないでください。接続すると、PCを信頼するかのチェックボックスが出るのでチェックをして進みます。
そこで注意点ですがADBコマンドを使用するにはADBがあるフォルダにパスを通す必要があります。パスの通し方が分かる方はいいのですが分からない場合は簡単な方法もあります。
コマンドプロンプトを開きます。Oculus Platform SDKをインストールしたフォルダ名を事前にコピーしておいてください。例えば私の場合のフォルダですがC:\Program Files\platform-tools_r28.0.1-windows\platform-tools になります。その場合
cd C:\Program Files\platform-tools_r28.0.1-windows\platform-tools
赤文字のcd はコマンドにあたりADBがあるフォルダに移動するようになります。そうした場合のコマンドプロンプトは下のようになります。
この状態だとC:\Program Files\platform-tools_r28.0.1-windows\platform-toolsにあるファイルをパスを通さなくてもそのまま実行できるようになります。
adb devices
と打ってみてください。ここでエラーが出なければ接続は成功しています。
Bluetoothを呼び出すコマンドですが
adb shell am start -a android.intent.action.MAIN -n com.android.settings/.bluetooth.BluetoothSettings
上記のコマンドをコピーしてコマンドプロンプトに貼り付けて実行してください。そうすると見慣れたAndroidのBluetooth設定画面が出ると思います。ここまでが今までのやり方だったんですが、これから記述する新しいやり方だとどこでもPCなしでBluetoothを呼び出すことがで切るようになります。
どこででもBluetooth画面を呼び出せるようにする
OculusGoにインストールするための下記アプリのApkを準備します。
まずは手持ちのAndroidに下記のアプリをインストールしてください。
●ESファイルエクスプローラー
(OculusTVからアプリを呼び出すために必要です)
●BT Shortcut
(Bluetoothの設定画面をワンタップで呼び出すことができます。)
●APK export
(アプリからAPKのバックアップファイルを取り出すことができます)
●Amazonプライムビデオ
(OculusGoでスムーズにAmazonビデオを再生できます。)
上記全てをAndroidにインストールした後でAPK exportを使ってAPKを取り出して上記のplatform-toolsがインストールしてあるフォルダにコピーしておいてください。そしてコマンドプロント画面からADBを使ってOculusGoにインストールすることになります。コマンドプロンプトで入力するコマンドは
adb install (APKのファイル名)
ということになります。ただ取り出したAPKファイルは長いのも多いので例えばabc.apkと名前を事前に変更しておけば
adb install abc.apk
でインストールされます。インストールされたソフトはOculusTVに表示されるんですが、 なぜかESエクスプローラーだけが表示されたんですが、ESファイルエクスプローラーを開けばアプリにアクセスできます。
BT Shortcutを開けばBluetoothの設定画面を開けますしAmazonプライムビデオを開けばカクカクせずにAmazonビデオを見ることができます。
なぜOculusTVからAndroidアプリを開くことができるのは分かりませんがもともとそういったことができる使用のようです。ちなみに普段見れない設定画面も開けるようになっています。しかしVPNに関しては画面を開くことはできるのですがVPN接続を入れるようにできていないので意図的にVPNは封印されているようです。
上記のことを利用すればBluetoothイヤホンも利用することもできるはずなので便利度も上がります。私の場合はVirtualDesktopを使用する際にマウスとキーボードが利用できるようになるので重宝しています。ただVRということで視線を塞がれるのでキーボードに関しては完全にブラインドタッチで使用することになるので修練が必要です。
※ マウスとBluetoothキーボードはVirtualDesktop以外で利用できるか試していません。
【追加】Bluetoothイヤホンに関してペアリングと登録はできましたが肝心のヘッドホンとしてのプロファイルがありませんでした。今後、プロファイルが追加されない限りBluetoothイヤホンは使用できません。
ソフトウェアのアップデートや機能更新が2020年時点でもどんどん追加されています。Bluetoothキーボードやゲームパッドも使用できるようになっています。
2024年時点で最新のMETA Questです。
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