レトロモバイル復活シリーズ②(XperiaZ3Compact)
XperiaZ3Compactとは
iPhoneSEに近いサイズのコンパクトなAndroidスマートフォンです。
レトロというには少し早いんですが、気がつくと2014年発売ということでもう5年も経過していました。
OSはAndroid4.44で発売されましたが最終的にはではAndroid6.01にまでアップデートされました。
スペック
CPU Qualcomm Snapdragon 801 MSM8974AC 2.5GHz(クアッドコア)
内部メモリー RAM2GB ストレージ16GB
液晶 サイズ4.6インチ 解像度1280×720
サイズ・質量 127×65×8.6mm 約129g
その他 ワンセグ搭載 おサイフケータイ搭載
これだけ見ても現役で使える十分なスペックです。しかしいくつかの不満点を改善すればさらに快適に使用できます。
気になる不満点
●内蔵ストレージ不足(本体16GB)
●格安SIM(MVNO)でテザリングできない
➀ストレージ不足の解消
内部ストレージが16GBの為に普通に使うと残量が数GBぐらいしか残りません。アプリをSDカードに移動できればいいんですが6.0では移動ができないようになっています。しかしSDカードを内部ストレージとして使う方法があります。
SDカードを内部ストレージとして設定する方法
ADBコマンドが使える環境になっていることを前提です。
まずは adb shell sm list-disks と打ち込みEnterキーを押します。
コマンドプロンプト上に表示される数字を確認してください。
私の場合ではdisk:179,64でした。
次は adb shell sm partition disk:179,64 mixed 50 と打ち込みEnterキーを押します。
(数字の部分が違うなら、さきほどの数字に合わせてください)
それで作業は終了です。イメージ的には下の画像のようになります。
②格安SIMでテザリングを利用できるようにする。
古いDocomo用のAndroidスマートフォンではテザリングの際に専用アクセスポイントに接続します。その場合はDocomoと契約していれば問題ないんですが、格安SIMを利用している場合はそのアクセスポイントが使用できない為にテザリングができません。
しかしテザリングの際にテザリング専用のアクセスポイントにつながせないようにする方法があります。上記と同じようにADBコマンドが利用できる環境が必要です。
※注意点はSIMカードを抜いた場合その設定は消えてしまいます。
作業手順
- 開発者オプションでUSBデバッグをONにします。
. - コマンドプロンプト下記コマンドを実行
adb shellsettings put global tether_dun_required 0exit.
- 再起動
これだけやればしばらく現役で快適に使えます。
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