最初に
iPhone12 miniが発売された時からminiシリーズは不人気でした。もしもiPhone13 miniも売れなかった場合、iPhone14ではiPhone14miniは販売されないだろうと予測がされていましたが、残念ながら現実になってしまいました。私は小型スマートフォンが大好きですが、世の中の流れは小型、コンパクトスマートフォンは人気が出にくい傾向があるようです。今回はそれについて記事にしていきます。
iPhone12mini、iPhone13miniは不人気で売れなかったのか?
参照元 :MacRumors
このグラフを見てみるとiPhone12は販売好調ですが、iPhone12 miniに関してはiPhone12シリーズの売り上げの中の6%しかありませんでした。これは多少の差ではなく超えられない大きな壁というレベルでした。
この時に なぜiPhone12 miniは不人気なのか?理由は女性が大画面のスマートフォンを好むから という記事を書いていたのですがここでもiPhone13miniが販売不振であった場合、iPhoneからminiシリーズが消えると警鐘を鳴らしていたのですが…
これはiPhone13シリーズのシェア率グラフです。ひとめで分かるほどiPhone13miniのシェアが圧倒的に少ないのが一目でわかるほどです。
これを見る限りiPhone12miniもiPhone13miniも圧倒的に不人気であったことが証明されてしまいました。
Androidのコンパクトスマートフォン
昔と違い最近では5.5インチ以下をコンパクト端末といってもいいぐらいに進化しました。それは端末の厚み以外にもベゼル幅が狭くすることが可能になり前面の面積のほとんどをディスプレイにすることが可能になったからです。
AQUOS R2 compact (5.2インチ)
公式サイト https://jp.sharp/products/aquos-r2-compact/spec.html
Xperia Ace II (5.5インチ)
公式サイト https://xperia.sony.jp/xperia/acem2/
AndroidにもiPhone12miniやiPhone13miniのような端末は存在します。ただやはり数あるAndroid端末のひとつというだけで大人気というわけではありません。これ以外にも4インチ以下3インチクラスの端末も存在しますが、コンパクトスマートフォンとというよりも超小型端末という位置づけで使い方は難しくなります。
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iPhone13mini、iPhone12miniが売れなかった理由
iPhoneのminiシリーズは売れていないわけではありません。iPhoneシリーズの中では売上比率が低いというだけの話です。しかし売れていないシリーズがあれば廃止して利益率、余分な在庫の保有数を減らしたいというのは当たり前の理論です。
AppleはiPhoneの製品寿命を3年と設定しています。しかし実際にはそれ以上の期間使えることがほとんどです。最近では買い替える予定を決めていない人がほとんどです。
画像引用元 ニューズドテック
上記の表を見ると半数以上の人がスマートフォンの買い替えを予定していません。その理由としてはスマートフォン本体の価格が高騰している為、また以前に比べてバッテリーの交換サービスが普及しているためだと思われます。特に日本のiPhoneユーザーはかなりの数を女性が占めます。そして女性が好むのは大型端末です。それを考慮すればiPhoneシリーズでminiの売れ行きが悪いのは当たり前の話ですし、毎年miniの新型をだしたとしても毎年売れるわけではありません。
AppleはiPhone14ではminiをラインナップから外しましたが、iPhone15やiPhone16で復活する可能性も十分に残っています。ただもしかすると折り畳み式の新型iPhoneのほうが早いかもしれません。
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