Xiaomi「Redmi Buds 6 Lite」の実力について
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近年、ワイヤレスイヤホン市場は激戦区ですが、Xiaomiの「Redmi Buds」シリーズはコスパの高さで根強い人気を誇っています。
この記事では2024年に登場した最新モデル「Redmi Buds 6 Lite」を実際に使用しながら、その特徴や同じシリーズの「Buds 6」「Buds 6 Pro」との違いを解説します。
「どのモデルを選べばいいか迷っている」という人に向け、音質・機能・価格のバランスから最適な選択肢を提案します。
今回はBuds6シリーズのLite、無印、Proの3機種に焦点を当てていきます。
1. Redmi Buds 6 Liteの基本性能と特徴
▼ スタイリッシュなデザインと軽量ボディ
Buds 6 Liteは、6シリーズ中で最もコンパクトなケースを採用。約38gの軽量さでポケットや小さいバッグにもすっきり収まります。
イヤホン本体は「半インイヤー型」で、耳へのフィット感を重視した形状。長時間の使用でも疲れにくい設計になっています。
▼ 最大36時間の長時間駆動
単体で約6時間、ケースと合わせて最大36時間の再生が可能(ノイズキャンセリングオフ時)。フル充電は約1.5時間と短めで、10分の充電で約2時間使える「急速充電」対応。通勤や旅行での切れ味が光ります。
▼ 12mmダイナミックドライバー搭載
同価格帯では珍しい大型ドライバーを採用。低音の深みと高音のクリアさを両立させています。ただし、ハイレゾ音源非対応なので、オーディオマニアには物足りないかもしれないので日常使い重視の方へおすすめです。
▼ 基本機能はしっかり装備
- IP54防塵防水(イヤホン本体)
- タッチ操作(曲送り/音量調整/通話対応)
- 低遅延モード(ゲームや動画鑑賞向け)
- ダブルデバイス接続(スマホとPCを同時接続)
▼ 実売価格は驚きの2500円(税込)
公式サイトでの参考価格は3,980円ですが、発売開始から少し時間が経過したこともありワイヤレスイヤホンとしては破格の安さ。「初めてのワイヤレスイヤホン」「そろそろ買い替えたい」という人たちにもおススメです。
2. Buds 6シリーズ全3モデルの違いを比較
Buds 6シリーズは「Lite」「標準」「Pro」の3モデルで構成されます。
それぞれの特徴を表にまとめました。
項目 | Buds 6 Lite | Buds 6 | Buds 6 Pro |
---|---|---|---|
希望小売価格 (参考) | 約3,980円 | 約6,980円 | 約12,980円 |
駆動時間 | 最大38時間 | 最大42時間 | 最大36時間 |
ドライバー | 12mmダイナミック | 12mmダイナミック | 10mm+6mm デュアル |
ノイズキャンセル | ◯(最大40dB) | ◯(最大49dB) | ◯(最大55dB) |
風切音の低減 | 6m/秒 | 9m/秒 | 12m/秒 |
音声コーデック | SBC/AAC | SBC/AAC | LDAC/aptX Adaptive |
防塵防水 | IP54 | IP54 | IP54 |
主なターゲット | コスパ優先層 | バランス求める層 | 高音質・多機能派 |
これだけ見てもなかなか違いは分かりませんが、価格とともに音質が向上します。ノイズキャンセリング機能に関してはキャンセルできる消音力に違いがあるようです。しかし実際にどれだけの違いがあるかどうかは使い比べてみないと分からないと思います。
3. 実際にBuds 6 Liteを使ってみた実感
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Buds6 Liteを開封してみましたが、同封されていたのは予備のイヤーパッドと説明書、本体のみで充電ケーブルも同封されていませんでした。
本当に簡素なパッケージで無駄が省かれています。
使用前に気を付けなければいけないのは、ワイヤレスイヤホンの充電部にはフィルムが貼られていてそのままでは充電ができないので使う前にフィルムを剥がす必要があります。を
またBuds6シリーズはアプリを入れることで詳細な設定が使用可能です。
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Xiaomi Earbudsをインストールして設定を行うことでノイズキャンセリングを使うのか、外部の音を取り込むのかなどの環境に応じた使い方をすることができます。
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Buds6シリーズはタッチ操作が可能ということでしたが、どうやって操作するのかが不明でしたが、このアプリをいれてジェスチャー機能を見て初めて理解することができました。
▼ 装着感:★★★★☆
半インイヤー型は完全な密閉感がない分、耳圧が軽いのが特徴。
3種類のサイズのイヤーピースが付属し、ジョギング中でも落下しにくい設計です。
ただし完全防水ではないため、激しい運動時の汗には注意が必要です。
▼ 音質:★★★☆☆
低音がしっかり響くものの、超高域の伸びにやや物足りなさを感じました。
とはいえ、3,000円台でこのクオリティは驚異的。
設定アプリ「Xiaomi Earbuds」でEQを「バスブースト」に変更すると、ダンスミュージックがさらに楽しめます。
▼ 通話品質:★★★☆☆
2マイク構成ではありますが、AIによる風切り音抑制が効果的。
静かな室内では問題ありませんが、騒がしい街中では相手に「声が遠い」と言われる場面も。頻繁に通話する方はBuds 6以上のモデルが安心です。
▼ 接続安定性:★★★★★
Bluetooth 5.3対応で、10m以上離れても途切れず。
Androidスマホとの接続は特にスムーズで、ペアリングも2秒程度で完了します。
4. Buds 6 Liteをおススメできる人、他のモデルをおススメする人
◆ 購入を強くおすすめできる人
- 初めてワイヤレスイヤホンを買う学生
- 仕事用のサブイヤホンが欲しい社会人
- 音楽より動画視聴やゲームをメインに使う人
◆ 他のモデルを検討した方がいい人
- 公共交通機関利用などノイズキャンセリング必須の通勤族 → Buds 6
- ハイレゾ音源で音楽を楽しみたいオーディオマニア → Buds 6 Pro
- ランニングやトレーニングで多用する人 → 完全防水の他社モデル
5. 競合製品との比較(Realme・Ankerなど)
同価格帯の競合として「Realme Buds T300」(3,999円)や「Anker Soundcore Life A1」(4,280円)と比較。
- Realme Buds T300:Buds 6 Liteより低音強調だが、アプリ連携機能が少ない
- Soundcore Life A1:IPX7防水でスポーツ向きだが、デザインがやや大きめ
総合的に見て、バランスの良さを重視するならBuds 6 Liteが有利でしょう。
6. まとめ:コスパ最強の日常使いアイテム
Redmi Buds 6 Liteは、「最低限の機能を最大限に磨き上げた」 という印象です。
音質など上を見ればきりがありませんが、価格以上の音質、ノイズキャンセリング機能など魅力的ですし価格を大幅に抑えつつも日常使いに必要な性能は全て詰め込んでいます。
Buds 6シリーズ選びで迷ったら、次の基準を参考にしてください。
- 2,000円台で良い → Lite
- Liteの機能で満足しているが2段階上の音質→標準
- 強力なノイキャン必須 → Pro
「失くしても泣かない」「気軽に使える」アイテムとして、Buds 6 Liteは2024年現在、
最もおすすめできるエントリーモデルの1つです。
【過去のワイヤレスイヤホン記事】
骨伝導ワイヤレスイヤホンが凄い。イヤーカフと言われる耳挟み式だから落ちないし周りの音も聞こえる。
最新のワイヤレスイヤホンに買い換えました。【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neo
色々と書きましたが、2025年時点で購入するならBuds6Liteをおススメします。
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