ChromeBookがポメラの後継機になるということを否定します。ポメラは文房具だから価値がある

最初に

ChromeBookですが安価ですぐにスマートフォンのように開けばすぐに使えるという点が利点です。そして基本的にキーボード付きの2in1がおおいのでテキスト打ちには向いていると思いますが、私はChromeBookはポメラの後継機には向かないと思っています。その理由について書いていきます。※この記事はポメラの2桁シリーズについて書いているのでDM100、DM200とは大きく違います。

ネットへの接続機能がない

ネットに接続して動画を見たり、ブラウジングしたりという機能が付いていません。その為、この端末を使う限りはテキストを打つということしかできないので記事や原稿などを書く時に集中して取り組むことができます。

打ちやすいキーボード

この写真を見てもらえれば分かりますが、折りたたんだ状態で6.8インチのスマートフォンと同じ幅です。

キーボードを広げるとここまで大きくなります。

畳んでいる状態ではGeminiPDAよりも幅は小さくなっています。

GeminiPDAのキーボードと比べててもこれだけ差があります。キーの大きさと幅だけならGeminiPDAよりも大きいので打鍵感という要素はありますがポメラのほうが打ちやすく感じる人が多いはずです。

乾電池駆動

これが私が一番好きなポイントなんですが、バッテリーではなく乾電池で動きます。バッテリーを非搭載なのでバッテリー劣化による寿命がないのは大きなポイントです。乾電池式とはいってもエネループなどの充電池は使えますし緊急時にはコンビニや100均で購入することができます。

まとめ

ポメラはDM100、DM200とパソコンに近づいてきましたが、それを進化と思うかポメラの強みを失う退化なのかはポメラユーザーの中でも判断が分かれるところだと思います。ただハードウェアキーボードに高機能が欲しいのならGeminiPDAやAstroSlideなどの端末の方が自由度が高く高性能です。ポメラでなければ駄目な理由、逆に言えばポメラにしかできないことに特化していかなければ星の数ほどある端末の中に埋もれてしまうと個人的には思います。そして単機能に絞っていくことで価格も低価格になり興味を持った人が購入しやすくなります。デジタル機器ではなく文房具という立ち位置がポメラの正しい道だと思います。新型の2桁ポメラ出ないかなーと思っている今日この頃です。