最初に
Chuwi MiniBookを購入したのでそのレビューです。ただ最新の機種ということでもないので他のブログでは紹介していないニッチな情報を中心に書いていこうと思います
スペック
Chuwi MiniBookにはいくつかのスペック違いが存在しますが、今回私が購入したのは2022年発売のCeleron J4125搭載機になります。
製品名 | MiniBook |
---|---|
カラー | スペースグレイ |
OS | Windows10 |
ディスプレイ | 8 インチ、 1920×1200、 IPS、16:10 |
プロセッサ | Intel Celeron J4125 |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス 600 |
ストレージ | 128GB EMMC5.1 |
メモリ | 6GB LPDDR4 |
バッテリー | 26.6Wh (7.6V/3500MA) |
添付アダプタ | 12V/2A |
サイズ | 201×128.6×19.3mm |
重量 | 約 663g |
インターフェース | USB-A 3.0×1、USB-A 2.0×1、 全機能搭載 Type – C×1、 3.5mm イヤホンジャック、Micro SD、 M. 2 ポート×1、mini HDMI ×1. |
ワイヤレス | 2.4G/5G、 WIFI 802.11a/ac/b/g/n、Bluetooth 4.2 |
ポイントとしては8インチ液晶で1920×1200の高解像度であること、フル機能のTYPE-CということでTYPE-Cからの映像出力が可能です。後で記事に書いていますがCeleronJ4125版ということで以前あったPD充電の相性問題は解決されているように感じます。手持ちにある高出力なPD充電器全てで充電ができました。
外観と重量について
重量は663gと軽量で外装はマグネシウム合金となっています。この手のデバイスはコストカットの為にプラスチック筐体が採用されることも多いのですが、Chuwi MiniBookはマグネシウム合金製ということでカバンに入れる時もそこまで神経質にならなくていいのもポイントが高いです。もしもマグネシウム合金にすることで重量が増えたとしてもその価値はあると思います。最近ではastro Slide 5Gがプラスチック筐体ということでかなりがっかりしました。
キーボードについて
キーボードに関しては特殊な配列になります。限られたスペースを生かすためにやむを得ずに機種ごとに特殊な配列になっています。慣れるまでかなり苦労することになります。
ポイントとしては右上にある赤丸の部分は指紋認証です。認証も正確なのでストレスを感じずかなり便利です。スペースキーの上にある小さな四角がポインティングデバイスでマウスを使うことができないような状況では役に立ちます。キーボードの一番のポイントはこの特殊配列にどうやって慣れるかということに尽きると思います。
充電について
充電は付属の充電器が12V/2Aになっています。端子部分はTYPE-Cになっていますが、12V固定なのでこの充電器をほかのデバイスにつなぐと壊れる壊れる可能性が高いです。実質MiniBook専用充電器です。
純正充電器以外からのTYPE-Cからの充電を試しましたが45W以上のPD充電なら問題ないようです。充電中の電圧と電流を調べましたが15Vで出力されていて1.2A~2Aぐらいの電流が流れていたので、もしかすると15Vでの出力が可能であれば充電可能なのかもしれません。後日検証予定です。
※補足
純正の充電器以外は電源オフの状態で充電をすることができません。しかし起動している状態で充電器やモバイルバッテリーと接続しておけば充電が開始されるのでその状態で電源をオフにすれば充電は継続されます。
上記は今回の実験に使用したモバイルバッテリーですがPD60W出力に対応しているので充電が可能でした。
上記の充電器でも充電可能でした。おそらくはPD30W以上であれば充電が可能だと思われます。
※電源オフの状態で純正の充電器から充電ランプが点灯しなくなりました。AmazonのChuwi公式サイトへ連絡しましたが交換をしてくれるということです。元払いでしか送れませんが、後で送料は返金をしてもらえるということと、返送後に新品を送ってくれるということです。
Xreal Airとの接続
今回、Chuwi MiniBookを購入した最大の目的であるNrealAirと接続しましたが、画面の切れなどなく不通に映ったので特に問題になる点は全くありませんでした。
使い方としてXreal Airを接続した際にはChuwi MiniBook側のディスプレイを消灯してXreal Airにだけ画面表示をさせることでバッテリー消費を抑え、プライバシーも保護できるようにしました。
Chuwi MiniBookの気になるところ
タブレットスタイルでの運用について
この機種のポイントとしてディスプレイを回転させてタブレットスタイルで使えるということになっていますが実は完全には折りたためません。
ヒンジが干渉するので少し浮き上がります。おそらくこの事実は実機を持っている人しか分かりません。メーカーのホームページでもタブレットスタイルで横から撮影した写真はありませんでした。しかし隙間があったからといってタブレットスタイルで使えないということでもありません。
まとめ
8インチのUMPCで低価格、AtomではなくCeleron J4125搭載ということで通常の範囲であればストレスなく作業をすることができます。特に小型で軽量なので左手にキーボードの端を持ちながら右手でタイピングするということができるので机がないような状況でも使うことができます。
今回はNreal Airを活用するために購入をしたのですが、思ったよりも汎用性が高いのでSurfaceProやMacBookAirを持ち歩く頻度が減りそうです。
今回、充電不良という不具合がありましたが早急に交換していただけるということでChuwiのサポートについても安心ができそうです。
もしもドン・キホーテのNANOTE NEXTを検討している人がいるならWindows11にも対応しているChuwi MiniBookのほうがおススメだと思います。
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