8インチのWindows11タブレットは存在しない?その理由は
8インチのWindows11端末を探しましたがUMPCは存在してもWindows11タブレットが存在しないことが分かりました。理由としては8インチタブレットで良く採用されていたAtom系のCPUではWindows11に対応することはできません。一般的にはCeleron NやJシリーズが最低スペックになるんですが実はCeleron NやJシリーズを搭載したタブレットを見つけることはできませんでした。しかしサイズを上げて10インチクラスになるとCeleron Nシリーズを搭載することでWindows11に対応したタブレットがいくつも存在することは確認しています。
12インチクラスになるとi7搭載のタブレット 2in1も存在しています。
小型のタブレット端末という点ではARROWS Tab V567のサイズには憧れますが、スペックに不安が残る現状を考えると少々サイズが大きくなってもスペックにはこだわりたいという気持ちがあります。
しかし8インチタブレットでもWindows11に対応したタブレットは発売されていないという現状がよく分かりました。
Windows11対応のUMPCは存在する。
8インチのWindows11タブレットは存在しませんが、8インチのUMPCは存在します。
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8インチ以下のWindows11タブレットは存在しないのにWindows11対応のPCが存在する理由ですが、恐らくは小型タブレットで使われていたAtomなどに比べて消費電力が大きく、バッテリー容量、発熱、価格の問題で存在していないのだと思われます。実際にCeleron J4125などのCPUを搭載したPCのほとんどは12V/2AなどのUSB PD給電を必要とします。以前に紹介したCeleron J4125搭載のスティックPCも5V/3AのMicroUSB端子という意味不明の専用ACアダプタでの使用が前提となっていました。モバイルバッテリーで運用する為にTYPE-CからMicroUSB端子に給電する特殊なケーブルを使用したりと少し面倒なことになりました。そういったことからも2023年1月時点でもWindows11に対応した小型タブレットの実現は難しいのだと思われます。
まとめ
ARROWS Tab V567/Pの存在を知った時にすぐにでも欲しいぐらいでしたが、Windows10のサポート期限が2025年までと決まりWindows11非対応であることを考えると今さらAtom™搭載のパソコンを購入するのは躊躇いました。10,000円ぐらいで購入できるのならまだ検討の余地もあったのですが実際の中古の流通価格が20,000円前後であることを考えると他機種の検討というのは必然です。
Gole1 Proを見つけたのは偶然ですが、発売当初であれば12V/3Aをモバイルバッテリーや汎用のACアダプタから給電させる方法も確立されていなかったので選択肢にも入っていなかったと思います。しかし現状ではUSB PDを経由で必要な電圧を取り出すトリガーケーブルというものがあるので今だからこそ購入の検討があると言えます。スティックPCも小型なんですがやはりディスプレイ非搭載というのは少し不便な場合もあるのでこれから小型PCを検討しているモバイル好きにはオススメかもしれません。
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