Rakuten Link デスクトップがベータ版ですがついに開始されました。これだけでも楽天モバイルの価値は高い?
最初に
以前よりRakuten Linkデスクトップ版の話はありましたがなかなかリリースされませんでした。このままこの話は消えるのだろうかと思っていましたが、突然発表されました。色々と気になっているところも多かったので自分でインストールして色々と試してみた感想の記事になります。
Rakuten Linkデスクトップ版の使い方
Rakuten Linkデスクトップ版の使い方ですが、デスクトップ版はWindows(Windows10以上)とMac(macos10.5以上)が動作対象になっています。ダウンロードは下記の公式サイトからできます。
Rakuten Linkデスクトップ版 https://service.link.link/desktop/
使用方法ですが、楽天モバイルを契約していてRakuten Linkを使用中であれば簡単に設定できます。上記でダウンロードしたデスクトップ版をインストールしてください。
インストール後に起動すると下記のような画面が表示されます。
ここに表示されているQRコードをスマートフォン側のRakuten Linkで読み込むことで設定は完了します。
手順はスマートフォン端末にて、Rakuten Linkアプリを開き、画面左上の「≡」をタップ
その後で「QRコードを読み取る」をタップしてQRコードを読み取ることでデスクトップ版でログインされます。
ここまでの手順を行うことでRakuten Link デスクトップ版の設定が完了して使用することができるようになります。
RakutenLink デスクトップ版についての注意点と検証結果
電話番号通知について
恐らく一番の懸念点がこれだと思います。いくら便利にPCから電話を掛けられるようになったとしても電話番号が非通知では意味がありません。そして楽天モバイルの電波状況が悪ければフリーWifiや自宅の固定回線を使用したいというのがユーザーが一番希望するところです。結論としては楽天モバイル以外の回線を使用しても電話番号の通知はされました。
ただし同一ネットワーク内にRakutenLink設定済みの楽天モバイル端末があることが条件となります。
下記のようにテザリングの場合でも大丈夫です。テザリング時にRakutenHand5GのようなデュアルSIMでpovo2.0を使用したとしても端末内に楽天モバイルのSIMが入っていれば大丈夫です。
やはり番号通知というものがある以上、同一ネットワーク内に楽天モバイル端末は必須でした。
複数PCへのインストールは可能です。
複数PCへのインストールは可能ですが、着信できるPCは同一ネットワーク内に楽天モバイル端末が存在する場合のみです。例えば会社のPCと自宅のPCにRakutenLinkをインストールしていたとしても同時に着信するのではなく、同一ネットワーク内に楽天モバイルが存在するPCのみ着信します。
また同一ネットワーク内に楽天モバイルが存在しない場合は、非通知であっても電話をかけることはできません。PCから一切の発信ができないことに注意する必要があります。
※通話の相手先がRakutenLinkのユーザーであれば楽天モバイル端末が同一ネットワーク内になくても電話の発着信ができる可能性があります。しかしまわりに試せる相手がいないので動作検証はできていません。
まとめ
Rakuten Linkのデスクトップ版ですが、同一ネットワーク内に楽天モバイルが存在しないと使えないという縛りが存在します。よくよく考えれば番号通知をするわけですから手元に電話番号をもったSIMがなくても番号通知ができるということであれば詐欺に使われることは間違いないので仕方がないことです。
そうなるとRakutenLinkをPCにいれるメリットは何なのか?という話に戻るのですが
●PC使用中に電話の着信に気づかないということがなくなる
●メッセージをPCから打てる
●光などの高速で安定した回線を利用して電話をかけることが可能
ただもともと楽天のSIMが有効であれば光回線からも発着信可能だったのでこれは意味がないかもしれません。ただPCと連携ができるようになったという点はメリットはあってもデメリットはないので今回のデスクトップ版の登場には一定の意味があると思います。
ただ気を付けないとRakutenLinkで送受信した内容はPCを起動すれば楽天モバイル端末無しでも他人が見れてしまうので、これに関してはかなり気を付ける必要があるとだけ付け足してこの記事を終了としたいと思います。
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