最初に
ここで文章を書くならというタイトルをつけていますが、ここでいう文章を書くとは
●小説家
●ライター
●ブロガー
のように10万文字単位で文章を打つような文章を生業として生活している人、これから目指そうとする人という意味でこの記事を書いています。
キングジムのポメラは何ができるのか?
効率的に文章を打つことができるだけです。
この一行で全て説明しています。そしてそれ以上でもそれ以下でもありません。そして文章を書く為に様々な工夫がされています。
誤変換の少ないATOK搭載
打ちやすいサイズのキーボード
親指シフト対応
長時間駆動(連続24時間)
余分な機能を省略している分、簡単にそしてシンプルに使うことができます。
テキスト打ち専用のポメラがなぜ売れるのか?
ここからは私の推測になってきますが購入層としては
プロ、セミプロもしくはこれからそういった道を選ぼうとしている人が購入しているのだと思います。漫画家であれば以前はペンと墨でしたが、最近はペンタブへの移行が増えています。小説家などは以前は原稿用紙とペンでしたが、最近はパソコンへほとんどの人が移行しています。そう考えた場合、ポメラは原稿作成、テキスト打ちに特化した最新のデジタルツールと考えることができるでしょう。パソコンが買えるような金額でテキスト専用マシーンを買うのですから本気の人しか買いません。
ポメラとパソコンの違い
パソコンは様々なことができますが、それが仇となり動画を見たり、ネット見て集中できなかったりたびたびOSの更新、もしくは新バージョンへの移行が必要となってしまいます。また小型の端末を選ぶと文字が小さく見にくかったり、大型を購入すると文字が見やすい反面持ち運びが大変だったりします。しかしポメラの場合は、テキスト打ちに特化しているので7インチでも十分な画面サイズで余計な煩わしさがありません。WindowsのようにOSやアプリが複雑だとどうしても画面の情報量が増えがちになり文字が小さく使いにくくなってしまいます。
パソコンと違い道具として長く使える。
これに関しては考え方が色々あると思いますが、WindowsなどであればOSのサポート切れをタイミングに買い替えが必要になります。同然ながら新しいパソコンを買えばキー配列なども変わり使い勝手が大きく変わってしまいます。もしかするとOSのマイナーバージョンアップでもそういったことが起きるかもしれません。しかしポメラの場合は基本的にはOSやインターフェースが変わるわけではないので壊れるまでは使い続けることが可能です。その為、ポメラの愛用者の中には複数台を購入している人もいるようです。
新型ポメラDM250の気になるところ
1番目は間違いなく重量です。DM250は重量が620gありポメラDM100が399gだったことを考えると3割近く重量が増えています。DM200でも580gでした。どんどん重量が増えてきているのでモバイルPCとそう変わらない重量に近づいています。
2番目は価格の上昇です。DM200は¥49,800円でしたがDM250は¥54,800円と¥5,000円が上がりました。これもどんどん価格が上がってきているので本来は文房具という位置づけであったポメラですが完全にカテゴリを移りそうな感じです。
新型ポメラDM250の小さな改善点
充電端子の変更
充電端子がTYPE-Cになりました。これにより最近のスマートフォンとケーブルを兼用することができるので日常的に使いやすくなっています。
充電ランプ搭載
以前は充電してもランプが搭載されておらずに充電できているのかが分かりにくくなっていましたが、今回のDM250には充電ランプが搭載されました。ユーザーから改善の要望が多かったようなので喜ぶ人はかなり多そうです。
DM250についてのまとめ
現状でDM200を持っていて使い込んでいる人ならすぐにでも購入すべき出来だと思います。ただDM25やDM30などの2桁ポメラ使っている人ならすぐに購入するよりも一度店頭で触ってみて購入することをオススメします。2桁シリーズと3桁シリーズには大きな差がありそれぞれの利点が欠点になっているようなところもあるので検討が必要です。私も乾電池駆動が必須の条件なので今回のDM250は見送りますが、もしもDM30が大幅に進化した場合は買い替える可能性が高いです。
ただ今回の新型ポメラは間違いなくテキスト打ち端末として大きな正常進化をしました。
【読んでほしい関連記事】
ポメラDM200販売終了。後継機も発表されないのでキングジムは新型ポメラの開発も終了なのかもしれない。
予想外!突如として新型ポメラが2022年に発売された。やはりDM200の後継機
コメント