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Buffalo製のLinkStation LS-WVL/R1のハードディスクを交換して容量を増やす。

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Buffalo製のLinkStation LS-WVL/R1に4TBハードディスクを2つ搭載して容量を増やす。

 

最初に

LS-WVL/R1を購入したのは2010年だったと思いますが、1番のハードディスクでエラーが出たこと、2番のハードディスクも無交換で10年を経過したこともありハードディスク交換をすることにしました。しかしこのモデルは4TBが最大なので片側2TB以上のハードディスクの搭載実績はありません。2TBから壁があるので4TB×2が行けるかどうかが心配でしたが結果的に4TBに交換して容量アップすることができたのでその報告と方法です。
※Buffaloでは交換用純正ハードディスク以外への交換や容量アップは補償対象外としているので自己責任でお願いします。

 

ハードディスク交換の注意点

BuffaloLinkStationのハードディスクの交換をする際の注意点ですが、BuffaloLinkStationの場合はソフトウェアともいうべき部分が本体ではなくハードディスクにインストールされます。その為に一度に両方のハードディスク交換してしまうと起動することができなくなるので順番に交換が必要になるのがBuffaloLinkStationの面倒なところです。しかしRAIDの場合は1つづつの交換で大丈夫ですが、1つのハードディスクしか搭載しないLinkStationの場合はものすごく厄介なことになるのでそれに比べたらマシです。

 

ハードディスク交換の手順

最初にこれから交換するハードディスクをNTFSでフォーマットしておいてください。私の場合はTS-431で使わなくなったハードディスクをそのまま流用しようとしたんですが使えませんでした、通常なら再構築にすぐ入れるはずなんですがエラーのまま進行できなませんでした。おそらくはQNAPのフォーマット形式を読むことができなかったと思うんですが、せっかくなのでPCに一度繋いでNTFSでフォーマットをしておいた方が無難です。またNAS内に必要なファイルがある場合は一度、他の媒体にバックアップを取っておく必要があります。

 

 

 

最初にLinkStationの電源を落としてから、全面のカバーを外します。

全面カバーを外すとハードディスクがむき出しになります。2というシールが貼られていますが、Buffaloは初期搭載されているハードディスクには1と2という番号が貼られています。これは障害が出た時にハードディスク交換の目安になるのとハードディスクを一度でも交換したかの判断をする目安にもなります。下の透明のプラスチックを下げながらハードディスクを取りだして交換することになります。ちなみにハードディスクエラーがE30で故障した場合は壊れているハードディスク下の透明プラスチックが赤く光るのでこれも目安になります。

➀2番のハードディスクを交換してリビルド(4TBの場合、8時間ぐらい。)

➁1番のハードディスクを交換してリビルド(4TBの場合、8時間ぐらい。)

➂最後に2TBのRAID1を削除して、全ての容量を使用して4TBのRAID1を構築(構築中も使用はできます。)

という流れになります。片方づつ交換できればいいので1番、2番のハードディスクはどちらからの作業でも構いません。ただ故障したハードディスクがある場合はそちらから交換することが必須です。壊れたハードディスクを元にしての再構築は危険です。

ハードディスク交換後の手順ですが

下のエラーが出ている方のディスクを選択して「RAIDアレイの再構築」を押します。削除する為に確認がありますがそれをOKします。

そうすると上記のような画面に移動します。遅くてもこの画面は10分ぐらいで終わって次の画面に移行しますが、そこで終わったわけではなくて再構築が始まっています。

 

 

 

システム→ディスクからこの画面を見ることができます。再構築中ということが分かります。

 

 

最初の写真では進捗状況が分かりませんが、下のスライダーを右に移動することで進捗状況と残り時間が表示されます。また今回のようにディスク交換と再構築(リビルト)だけなら青い枠にあるディスクアレイのチェック速度を【高】に変更することで少し時間は早くなります。今回の場合は2TBのハードディスクを4TBに交換して容量を増やすので1番、2番のハードディスクを交換とリビルトを完了した後で2TBのRAID1を削除して4TBのRAID1を作成という流れになります。

 

 

RAIDアレイを見てもらえば分かりますが無事4TBのハードディスクでRAID1を構成できています。問題は2TBの壁だったので4TBが使えたということは理論上では8TBも使えるはずです。

 

 

ハードディスク不良など機器不良を知る方法

RAID1はミラーリングという障害に強い方式ですが、片方のハードディスク故障したまま放置して残ったハードディスクまで故障した場合はデータを失ってしまいます。それを防ぐ為にはLinkStation前面のランプを定期的に見る必要があります。

全面で赤いランプとオレンジのランプの点滅時間と回数でエラー内容を知ることができます。

参考サイト
LinkStation機種 https://www.buffalo.jp/s3/guide/html/html/lsxhl/statuslamp.html

LS-WVL/R1  https://www.buffalo.jp/s3/guide/html/html/lsxhl/statuslamp_wxl.html

 

ただ全面パネルのランプはいつも見るものではないのでPC画面に通知を受け取る方法もあります。

NAS Navigator2 (Windows) https://www.buffalo.jp/support/download/detail/?dl_contents_id=60819

このNAS Navigator2をインストールすることでポップアップウィンドウで気づくことができます。

これは片方のハードディスクで不良があり残った片側だけで動いている状態です。I12 デグレードモード

 

 

これはE30 でドライブ1が故障している状態です。ドライブ1にエラーが発生

 

I12とE30が同時に出るのならハードディスク不良で出たことが分かるんですが、私の経験上ではI12が定期的に発生することがありディスクチェックをするとE30がでてくるという感じなのでI12が定期的に出る場合は注意が必要です。もしもハードディスク故障した場合は、同じ容量のハードディスク交換して再構築すれば問題ありません。再構築中も今までと同じようにNAS内のフォルダやファイルへのアクセスは可能です。

 

正直発売から10年以上経過している商品なので転送速度は最新機器に比べると圧倒的に遅いです。ただ自動での定期バックアップなら十分だと思います。

 

購入しやすい最新のNASです。

この記事にはプロモーションを含む場合があります。

Posted by sinmoble