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「松本人志さんの性加害問題」週刊文春への世間の反応と、発行部数至上主義の週刊誌書き得体質についての個人的見解

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間違った記事を書いても週刊誌側は困らない?

こういった週刊誌のゴシップ記事が事実無根として名誉棄損が認められた場合も、大きな金額の支払いを命じられた例はありません。

2003年 西田ひかるさんに対する名誉棄損記事で事務所が提訴
結果 文春に110万円の支払い命令

2005年 元モーニング娘の安倍なつみさんの捏造記事を掲載。事務所が損害賠償を求め文藝春秋を提訴。
結果 和解 謝罪記事の掲載

2012年 元タレントの島田紳助さんと吉本興業が発行元の講談社側に計1億6500万円の損害賠償を求めた
結果 一部だけ認められ敗訴 講談社に文春に110万円の支払い命令

どれだけ大きな痛手を芸能人側が負ったとしても億の賠償金が支払われたい例はなく、週刊誌の売上から考えると必要経費の枠と言ってもいいぐらいの金額におさまっています。
思ったよりも芸能人が週刊誌を提訴する例は少なく、基本的には事を大きくしない為に自分を守る防御をさせてもらえず、「なにもしないで沈静化を待つ」という、黙って耐えるのみの対応が大半でした。しかし提訴する芸能人、特に大御所が提訴に踏み切ることで今後は対応に大きく変わる可能性が出てきます。週刊誌を提訴した芸能人達はは訴訟によって自身の名誉回復だけでなく書いたもん勝ちの週刊誌報道に変わってほしいと願っているでしょう。

またその他の問題としては週刊誌としての信頼性、信ぴょう性でしょう。ただそういった意味では週刊誌の内容を新聞と同じレベルで信じている人は少なく、娯楽としての内容ととらえている人も多くその点では週刊誌側が受けるダメージは微々たるものでしょう。

しかしながら芸能関係の週刊誌で一番売れるのはゴシップ記事である以上はどうしてもゴシップ記事に重点を置くのは仕方がないことだとは思うのですが、当然ながらメディアとしてのモラルや品位として取材不足、捏造、責任転嫁だけはやめてほしいと思います。

 

この松本人志さんの性加害問題の今後は?

おそらくですが。週刊誌による名誉棄損の訴訟結果はが勝訴になったとしても100万円程度、多くても300万程度と謝罪文掲載が判決として下され、今回の騒動で松本人志さんが被害を受けたとされる約5億円については一切の補償や弁済はされないものだと思われます。理由としては過去の訴訟結果を見る限りはそれだけの損害賠償が支払われた例はありませんし、裁判所としても週刊誌がもともと信憑性が高い記事を書いており一般市民が盲目的にそれを信じるということについては懐疑的だからです。

勝訴になっても敗訴になっても松本人志さん側、週刊文春側も金銭的に大きな賠償責任を負うことはないでしょう。

しかしながらスポンサーなどはイメージダウンを避けるためにスポンサーを降りたり、CMを終了したりとさまざまな金銭的被害が芸能人に発生します。しかしスポンサー降板、CM終了に関してスポンサーが明言することはなく因果関係を証明することは難しいと思います。ただ今回の件に関して週刊文春は「強者への一太刀」と表現したようですが、むしろ「強者への致命傷」と言えるぐらいに文春砲の威力が高いことを自覚するべきだと思います。ペンの暴力という言葉が表現としてふさわしいでしょう。

また裁判所も文春砲に対する意識を改めるべきだと思います。

また今回は捏造という世間の見方が強まってきているように感じます。現在、週刊誌はネットの発展に伴い紙メディアである週刊誌市場は急速に縮小しています。過去には150万部を売り上げていた週刊朝日が2023年の廃刊時には7万部にまで減少しています。その結果として2023年に廃刊となりました。

引用元 PRESIDENT Online ※集計期間が3ヶ月なのは週刊朝日の最終データに合わせています。

話題の「週刊文春」でさえ10年前に比べただけでも約半分です。しかし今回の「松本人志問題を掲載した2024年1月4日・11日新年特大号(12月27日発売)の週刊文春は45万1000部完売をしたそうです。これは週刊文春の3ヶ月分の発行部数と同じで桁外れの売上となります。これだけの売上が上がっているので裁判で敗訴したとしても少額の賠償金であれば週刊誌側は書き得としか言いようがありません。ただ今回の件でもう一つの懸念事項が被害女性とされる匿名の女性2人が週刊誌に取材される中で、

本人達が意図しない虚偽の事実や捏造記事を書かれていた場合

その反響の大きさに怯えているのではないかという点です。そしてもしも不安にかられて自ら命を絶つことにでもなった場合….
これも事実をすり替えて、本当の加害者と被害者が誰であったかを報道しないのではないか?ということを心配しています。

松本人志報じた「文春」完売…東国原英夫さんの「売り上げ2億円以上、書き得」にネット激論
引用元 中日スポーツ

しかし今回の真偽が怪しい松本人志性加害問題を掲載したことでそれが虚偽や捏造だった場合取材のやり方、考え方、報道の仕方が問題になり週刊文春の不買運動が起き、近いうち週刊文春が廃刊という未来もあるかもしれません。少なくとも週刊文春の取材ということで今後、取材対象である芸能人が全く相手をしないということになれば週刊誌は書けなくなります。
事実すでにそういった兆候が見えてきています。

 

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Posted by sinmoble